【墨汁速報】フィデリティFDAS ビットコインカストディや取引実行サービスをヨーロッパへ拡大

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【墨汁速報】フィデリティFDAS ビットコインカストディや取引実行サービスをヨーロッパへ拡大

管理資産7兆ドル(約770兆円)を超えるフィデリティ(Fidelity)は12月17日、機関投資家に対しビットコインのカストディやOTC取引提供するFDAS(Fidelity Digital Assets Service)のサービスをヨーロッパまで拡大すると発表。FDASは11月にニューヨーク州でビットコインカストディと取引プラットフォームとしての認可を得ており、米国からヨーロッパへと進出する形となる。

Fidelityのアナウンス

出典:Fidelity

ヨーロッパの機関投資家需要の増加

フィデリティのFDASは2019年3月にローンチし、ヘッジファンドやファミリーオフィス、ブローカーなどを対象にビットコインのカストディや取引実行プラットフォームを提供している。

FDASの社長であるトム・ジェソップ(Tom Jessop)氏は、「FDASのローンチから約1年が経過し、フィデリティは機関投資家による(仮想通貨に対する)大きな関心と投資を見てきたが、この兆候は衰えることがない。またイギリスとヨーロッパのクライアントの市場指標などによる関心が、サービスの拡大を行う自信を与えてくる」と述べている。

同社は、機関投資家が仮想通貨に円滑にアクセスを行うための基礎的なサービスとなるビットコインやその他仮想通貨のカストディ、取引実行プラットフォーム、顧客優先のサービスを提供するという。

元バークレイズ投資銀行の代表取締役を代表として任命

フィデリティのFDASによるヨーロッパサービスの促進を行うため、バークレイズ投資銀行の元代表取締役であるクリス・タイラー(Chris Tyrer)氏をFDASヨーロッパでの代表として任命。タイラー氏はバークレイズで既存金融市場における長いキャリアがあり、FDASのヨーロッパサービスにおいてクライアントサービスを率いるという。

タイラー氏は、「FDASを多くの管轄で提供することで、仮想通貨業界を長期的にサポートするため、機関投資家がビットコインのような仮想通貨の代表的な資産への投資をより円滑にする」と述べている。

FDASは11月、これまでOTC取引を主体としていた取引実行サービスから仮想通貨取引所との提携を2019年末に画策しており、BakktやCMEのビットコイン先物と同様に仮想通貨業界の重要な中核となっていくだろう

参考
FIDELITY MOVES TO ESTABLISH NEW DIGITAL ASSET BUSINESS
SUPPORTING EUROPEAN INSTITUTIONAL INVESTORS

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