【前編】バイナンス(Binance)のトークンBNBの2019年時点でのユースケースまとめ

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【前編】バイナンス(Binance)のトークンBNBの2019年時点でのユースケースまとめ

世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(BINANCE)が発行をするトークンBNBは、2019年に入って最も価格パフォーマンスの良いトークンの一つです。

このBNBですが、どのようなユースケースがあるのか、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)や利益のバーンなど一部を聞いた事はある人は多いでしょうが、ユースケースの全てを知っている人は意外と少ないと思います。というのも、バイナンスはBNBを継続的に価値付けするために、さまざまなユースケースを断続的に追加しています。そこで、本コラムでは2019年6月時点でのBNBのユースケースをまとめて網羅します。

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利益に連動をしたトークンのバーン

四半期に一度、BNBはバイナンスによってバーンされます。バーンされるBNBは、その時点での法定通貨換算で、同社の四半期利益の20%です。ネットワークに存在をするBNBが減少することで、1単位あたりのBNBの価値が実質的に高まることが期待されます。このバーンをするBNBは、バイナンスが市場で買い戻しを行いバーンをすることもあれば、バイナンスが保有分からバーンをすることもあります。

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当初はホワイトペーパーにBNBのバーンは市場の買い戻しによって行うとされていましたが、2019年にホワイトペーパーに変更が加えられ、保有分からもBNBのバーンを行う運びになっています。トークンのバーンは、これまで下記のように行なわれています。

これまでのBNBのバーン

出典:Binance

毎月四半期に一度、数十億円分のBNBがバーンされており、BNBの価値の根底になっているといえます。直近の2019Q1では1,560万ドル(約17億円)程度がバーンされています。

IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)でのチケット発行

次に2019年からバイナンスが力を入れているのはIEOです。IEOとは、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)の新しい形態で取引所が主幹事のような形でプライマリーのトークンセールです。

IEOではトークンセール後すぐに上場し、バイナンスの高い流動性に支えられるIEOは常に人気で、2019年5月時点でバイナンスでIEOをしたプロジェクトは軒並み2~3倍に価格が上昇しています。

そういった値上がりが期待できるプライマリーセールには多くの人が参加を希望しますが、この参加は抽選制でBNBトークンの保有数によって抽選チケットの配分が決まります。500BNB(執筆時点の相場で200万円近く)を持つ人は抽選チケットを5枚もらえ、最も高確率でIEOに参加ができます。

BinanceのIEOとBNBの関係

出典:Binance

BNBの価格は2019年以来、各IEOと共に上昇しています。

Binance DEX・将来のステーキングへの期待

BNBは既にイーサリアム(Ethereum)上のトークンから独自ブロックチェーンのバイナンス・チェーン(Binance Chain)に移行しています。Binance Chainの最初のアプリケーションがバイナンスDEXです。Binance Chainは、初期段階においては、関係者やパートナー企業だけでノードを運用されますが、徐々にバリデータノードは開放していく予定であるとコメントしています。(参照:Binance

このこのブロックチェーンはテンダーミント(Tendermint)をベースにしており、合意形成アルゴリズムは、BTF形式のDPoSでありますが、BNBはノードになるための投票で使われる予定です。バイナンスDEXでのトレードには、このトランザクション手数料=トレード手数料であり、テストネットでは0.01BNBに設定されていますが、この手数料はバリデータノードの投票によって調整されます。

DPoS形式でノードの選定をすることになるのであれば、このBNBトークンをステーキングしてバリデートノードに投票し、バリデータノードはこの手数料収入としてBNBを得ることになる予定です。

より将来的にはこのバリデータノードに上場申請の可否を投票する議決権を与えることも検討しているとCEOはコメントしており、これはBNBにとって大きい需要になるはずだと見込まれています。今後、BNBトークンの価格は、このステーキング需要にも大きく左右されると期待されています。

後編に続きます。

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