ブロックチェーンアプリ開発プログラム「NextBase」参加者インタビュー①~現役大学生が開発するプロダクトとは~

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ブロックチェーンアプリ開発プログラム「NextBase」参加者インタビュー①~現役大学生が開発するプロダクトとは~

2018年10月8日から12月19日の約2ヶ月半、株式会社HashHubで、次世代のブロックチェーン業界を牽引する人材を育成するための学生支援プログラムNextBase(ネクストベース)が開催されました。

本プログラムでは4~5人の学生で構成されたチームがメンターからアドバイスや豊富なサポートを受けながらブロックチェーンを使ったプロダクトを作り上げました。また最終発表には賞金も用意されました。

全3回にわたって実際に参加した各チームから数名集まってもらい、開発に関するエピソードや感想などを紹介します。

第一回目は、各チームのプロジェクトの紹介と合わせて、NextBaseに参加した感想をお聞きしました。

ブロックチェーンを使った各チームの最終プロダクトを紹介

メンター

  • 東 晃慈(株式会社HashHub CEO)
  • 宮本 丈(ブロックチェーンソフトウェア開発者)
  • 中城 元臣(株式会社Chaintope 開発者)
  • 谷口 耕平(株式会社Chaintope 開発者)
  • 小川 祐也(Lightning Network 開発者)
  • 山本 大貴(BlockBase株式会社 TechLead)

チーム名:俺たちブロック少年
プロジェクト名:Lightning Networkのマイクロペイメントで稼働するIoT
使用ブロックチェーン:Bitocoin(Lightning Network)
内容:Lightning Networkを使って指定した量のビットコインを払うことによりSwitchBot(loT)を起動し、取付けたコーヒーメーカーを作動させるプロジェクト。 コーヒーメーカーにLightning払いで飲むことができる機能を実装をした。

チーム名:Nojiru
プロジェクト名:EOSを利用した爽快ブラックジャックゲーム
使用ブロックチェーン:EOS
内容:EOSを用いてオンチェーン上で公平性を担保したブラックジャックゲーム。

チーム名:Ludens
プロジェクト名:Ethereum上のクラウドファンディングプラットフォーム
使用ブロックチェーン:Ethereum
内容:イーサリアム(Ethereum)のスマートコントラクトをクラウドファンディングにおける仲介とすることによって、ファンディングにおける仲介手数料をgas代のみにすることができるという仕組みを作った。 実装した主な機能として、「スマートコントラクトを用いたファンディングの自動化」と「Twitterによるアカウント認証」、「支援証明としてのERC721の発行」の3つが挙げられる。

チーム名:Team Volare
プロジェクト名:Ethereum上のトークンとスマートロックシステム
使用ブロックチェーン:Ethereum
内容:Ethereumで空間のシェアリングエコノミーのプラットフォーム。 大きく実装した事は、エスクローシステムと評価システム、スマートロックの3つ。 エスクローシステムは、商取引の安全を担保する第三者の役割をスマートコントラクトに任せ、 評価システムは、非中央集権のデメリットである「アカウントバンができない問題」の解決方法を示した。 スマートロックは、ラズパイを購入して1から自作。デジタルキーを受け取り、トランザクション処理の成功を確認しラズパイが動くようにした。

参加学生の様子

NextBaseに参加した率直な感想は?

今回取材に参加していただいたのは田原さん(Nojiru)、宮本さん(Ludens)、相田さん(Ludens)、内田さん(Team Volare)と本取材進行役の望月(俺たち、ブロック少年)で行いました。

田原さん(Nojiru):まず一通り終わることができてよかったです。僕のチームではエンジニアが1人だったのですが、途中病気で離脱してしまい、途中からエンジニアが0になってしまったので大変でした。ただメンバーの家で色々話し合いながら開発したのはとても楽しかったです。

内田さん(Team Volare):僕らもまずは終わってホッとしています。僕らはメンバーの半分が関西と東京に分かれていて一回も全員で会って話し合うことができませんでした。そういった状況でも、毎週タスクを決め、予定通り進められたのはとてもよかったと思います。

それとブロックチェーンを使ってそれは無理だよねというような物は作りたくないと思っていました。なので、今回自分たちが作ったものがそうならなかったのはよかったと思います。

相田さん(Ludens):ちゃんとプロジェクトを管理しているチームはすごいなと思いました。もちろん予定表はありましたがうまく機能せず、チーム開発も初めてでどうすればいいかわからなくて大変でした。ただとりあえず形になったのはよかったと思います。

宮本さん(Ludens):私はコードが書けないので、リーダーが考えている事をビジネス的にどう考えているか、一般向けにどう伝えればいいかを考えていました。同じクラウドファンディングプラットフォームでも従来の中央集権的なものとブロックチェーンを利用したもののユーザー数やコミュニティー規模、トークン設計などの市場調査をするのは大変でした。

次回は、それぞれのチームから印象に残ったエピソードなど開発に関する話をお聞きします。

【ブロックチェーンアプリ開発プログラム「NextBase」参加者インタビュー】
第1回:現役大学生が開発するプロダクトとは
第2回:プロジェクト開発の苦悩

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