ビットコイン(BTC)による学費支払い受け入れ、フランスのビジネススクールでスタート

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ビットコイン(BTC)による学費支払い受け入れ、フランスのビジネススクールでスタート

フランスの首都パリにあるビジネススクール「Financia Business School(フィナンシア・ビジネス・スクール)」が、同校の大学院過程の金融、ブロックチェーン・テクノロジーコースにて、仮想通貨を利用した学費の支払いを受け入れる取り組みを開始したことを発表した。既に2018年度では、5人の学生がこの仕組みを利用、仮想通貨で学費を納めたという。

ビットコイン(BTC)を受け入れた背景、高額手数料の問題

こうした取り組みを行った背景には、フィナンシア・ビジネス・スクールに通う学生たちが長年抱えていた問題がある。同校に通う学生の実に4人に1人はフランス国外からの留学生だ。学費を払うためには国際送金、あるいは何らかの形でフランス国内にて、納入する必要がある。こうした手続きにかかる手数料は高額で、留学生たちの多くは頭を悩ませてきた。学費納入の際に生じる問題を解決するために白羽の矢が立ったのが、仮想通貨というわけだ。

フィナンシア・ビジネス・スクールはこの取り組みを実現するため、デジタル資産や仮想通貨、ブロックチェーン関連のスタートアップ企業であるCoin Capitalと提携を結んだ。この提携により、学生はCoin Capitalを通じて対応通貨であるビットコイン(BTC)にて、学費の納入を行うことができるようになった。

ビットコイン(BTC)による学費支払い受け入れ、フランスのビジネススクールでスタート出典:Financia Business School

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

学生の一人でビットコイン(BTC)を用いた学費納入を体験したアダム・ハシブ(Adam Hasib)氏は、フランスのオンライン教育プラットフォーム「Studyrama」が行ったインタビューに対して以下のように語った。

「私はこの技術(ブロックチェーン)に早い段階で関心を持ち、2017年6月にビットコイン(BTC)を手に入れました。その仮想通貨投資による付加価値で学費を納入できることが嬉しいです」

非常に稀有な例ではあるが、単に納入時の手数料が安くなるというだけでなく、アダム氏のような仮想通貨を所持している人であれば、通貨の高騰によって、よりお得に学費を支払うことができる場合もある。こうした利点も少なからずあるだろう。

伝統的な教育機関でも進む仮想通貨、ブロックチェーンへの適応

今回のフィナンシア・ビジネス・スクールが学費支払いに対応した背景には、同スクールがいち早くブロックチェーン関連のコース制定に乗り出していたこと、先進性があったことが考えられる。しかし、何もこうした流れは、先進的な学校だけでみられるわけではない。アイビーリーグ(IVY League)に名を連ねるような、伝統的な教育機関でも現在仮想通貨やブロックチェーン関連のコースを作成しようとする動きは高まりを見せているのだ。

アメリカのスタンフォード大学では、2018年8月にコインベース(Coinbase)社が自社ブログの中で公開した情報によれば、世界トップ50大学の中では、スタンフォード大学は最も仮想通貨ブロックチェーン関連のコースを用意している大学とのこと。その他、世界トップ50大学の42%が仮想通貨関連コースの提供を始めているという。

関連:世界トップ大学の42%がブロックチェーンの講義を用意、では日本の大学は?

ちなみに日本では、東京工業大学が2018年10月に学園祭でブロックチェーンを利用した取り組みを行ったりしている(参照)。今後、日本国内の教育機関がどのような動きをとっていくのか、注目していく必要があるだろう。

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参考:Bitcoin.com

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