ゲーム業界は仮想通貨・ブロックチェーンが拡大する重要なキーとなるのか?

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ゲーム業界は仮想通貨・ブロックチェーンが拡大する重要なキーとなるのか?

現在、実際にユースケースを持ち、実現性のあるプロジェクトがブロックチェーン分野で競争している。こういった競争の中で、ゲームはこれらの重要な技術が社会や日常生活に浸透するための手段となりえるのだろうか。

ゲーム業界の成長、オンラインゲームが主流の今

この30年間で、ゲームは大幅に変化した。1991年にスーパー任天堂エンターテインメントシステム(SNES)で始まり、1994年にはPlaystation、2000年頃にはXboxなど家族で共有することができるゲーム機が発売された。

これらは、現在のゲームの環境と大きく異なっている。今はゲームの大半がオンラインで行われており、時には友人、時には世界中の人と協力して行われる。コンソールとPCが発展していく中、現在はモバイルゲームが台頭してきているのだ。

最新のゲームで特徴的なことは、顧客はただゲームを購入して遊ぶだけではなく、マイクロトランザクション(ゲーム内で利用できるアイテムや追加コンテンツを課金すること)といったオプションもある。

CryptoKittiesから見る、ブロックチェーン・仮想通貨ゲームの例

ブロックチェーンテクノロジーが私たちに与えてくれたものは、移動可能で希少なデジタル資産を作成し、記録する能力である。CryptoKitties(クリプトキティーズ)というゲームの共同創業者でもあるBenny Giang氏は、ブロックチェーンテクノロジーと既存のオンラインカードゲームを組み合わせる可能性について考えている。

また、Techcrunchに書かれたJoyce Yang氏の記事によると、

「Cryptokittiesに慣れていない人のために、そのゲームはBeanie Babies(ビーニーベイビーズ/ぬいぐるみ)のデジタル版としてよく説明されました。Cryptokittiesは可愛い猫形のバーチャルグッズです。その猫はゲームの中で購入、販売、育成、取引をすることができ、取引は全てブロックチェーン上に記録されます。これらの猫を購入した人は新しい猫を生み出す為に交配させることもできます。」

Cryptokittiesには様々な意見があるが、焦点になるのはそのアイデアである。ゲームの中でプレイヤーはデジタル通貨をユニークな形で交換する理由を与えられたことになるのだ。

デジタルIDや実世界のアイテム、財産を扱うことのできるこのアイデアの他のアプリケーションは、アートオークションや実際の不動産の購入という形でも発展してきている。

アジアでのブロックチェーンゲーム競争が激化

Benny Giang氏はブロックチェーンゲームの発展は、アジアで競争な激化により起こりうると考えている理由をTechcrunchで話した。

  1. 中国では、仮想通貨やブロックチェーンの興味はアジアの中でもより広がっている。
  2. 日本、韓国、中国などで市場が発展し、洗練されてきている。
  3. アジアにはアメリカに比べてゲームをする人口が多い。

最近になって、アジアに住んだり旅行をしたりすると、理由1、2が事実に基づいていることがわかるだろう。さらに理由3についても強い証拠がある。中国、台湾、韓国、日本の10代から高齢者にかけて、多くの人々がゲームをプレーすることに夢中になっているのだ。その大多数はモバイルゲームである。彼らはそれらのゲームを公園や地下鉄、レストラン、カフェなど、どこにいてもできるのである。

中国でいうWeChat(メッセージアプリ)、韓国でいうカカオトークは、2者間の支払いサービス、チャット、電話などのサービスを提供したことで、個人が経済に貢献できるようになった。ブロックチェーンのゲームの発展はこれらと同じように発展すると考えられる。つまり多くの人たち(個人)がデジタル経済圏の中で、活動するようになるということである。

(執筆者:RAVA)

関連:ブロックチェーンで仮想ペット?CryptoKittiesが話題に(2017/12/6)

参考:Bitcoinist