NFTへの参入を進めるゲームストップ(GameStop)、イーサリアム(ETH)のセカンドレイヤー技術が鍵か

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ビデオゲーム販売店として最大規模の店舗を展開しているアメリカを本拠とするゲームストップ(GameStop)社は、イーサリアム(ETH:Ethereum)を用いてNFT(Non-fungible tokens:非代替性トークン)マーケットに本格参入する可能性があります。

2021年5月26日に、ゲームストップ社がNFT分野に参入することを公式に発表され、同社が独自にNFTプラットフォームを開発しているというニュースが一気に広がりました。その時に同社が公開したホームページは、非常に内容が乏しかったものの、イーサリアムのロゴが大きく表示されていました。

ゲームストップがNFTに参入する利点

ゲームストップ社は1月に起きた、ゲームストップの株価が仕手に操作される事件によって株価が暴騰し、結果として巨額の資金を手に入れています。

この件に関して、5万3,000人ものフォロワーを有する暗号資産(仮想通貨)アナリストを称するクロワッサン(croissant)氏は「事件で手にした巨額の資金によって、ゲーム業界のアマゾン(Amazon)社を目指すというゲームストップの新CEO(最高経営責任者)のビジョンが現実味を帯びたのではないか。ゲームストップがNFTと結びつくと、同社はさらに数百万ものユーザーを増やす可能性がある」と指摘しています。

また、ゲームストップ社の技術部門責任者ジョーダン・ホルバーグ(Jordan Holberg)氏によると、同社は伝統的なeコマースとブロックチェーンとをつなぐ架け橋になることを目指しているようです。また現在、ゲームストップ社では仮想通貨とブロックチェーン分野における雇用が増加していることも、同社がNFTを事業の中心として推進していることを裏付けています。

この点に関してクロワッサン氏は、「今後、ユーザーやトレーダーはプライバシーを侵害することなく、信頼性の高い分散型アプリケーションを利用できるようになる。検閲に対抗するネットワークとしてイーサリアムを活用することは、ゲームストップ社のユーザーにとっても非常に重要なステップになる」と推測しています。

セカンドレイヤーによる解決が必要

クロワッサン氏は、ゲームストップ社が多くのeスポーツチームだけでなく、アメリカの玩具メーカーのハズブロ(Hasbro)やマイクロソフト(Microsoft)が開発するゲーム機「Xbox」と強力なパートナーシップを結んでいることを指摘しています。

現時点においては知的財産権に関する法律がNFTの採用を妨げるかもしれませんが、イーサリアムが有する分散型DNS(Domain Name Servise)とも言えるENS(Ethereum Name Service)によって解決は可能です。

この点についてクロワッサン氏は、「大企業でさえ自身が所有する知的財産を、検証可能で分かりやすい方法によって扱えるようになるという事実は、さらに何百万もの人々をイーサリアムに引き付けることになるだろう」と述べています。

結論からすると、ゲームストップ社はイーサリアムの採用を拡大するためのフレームワークを構築していると考えられます。しかし、NFTブームによってイーサリアムの手数料が再び高騰しているなどといった現状から、イーサリアム本体で数百万のユーザーをサポートすることはできません。今後のプラットフォーム構築には、セカンドレイヤー技術を用いた解決が必要になると考えられます。

参考
Is GameStop Developing an Ethereum-Based NFT Platform?

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コインチョイス編集部
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