仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)、新たなブロック取引サービスを導入すると発表

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仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)、新たなブロック取引サービスを導入すると発表

世界最大のビットコイン所有者としても知られているウィンクルボス兄弟が経営している仮想通貨取引所「Gemini(ジェミニ)」は、大量のビットコイン売買の際におこる際の影響を軽減できる新たな機能(取引サービス)を追加すると発表した。

本来、大量の売買を仮想通貨の直接取引で行われると起こるビットコインの価格変動を、今回のサービス(ブロックトレード)追加によって価格に大きく影響しないことが可能となる。

このプラットフォームを使うことによって、ユーザーはブロック注文をマーケット・メーカー(値段の売買を決める機関)にのみ公表される形で注文を出すことができる。この時、全てのマーケット参加者が価格および情報にアクセスできるのは10分後となる。この仕組みによってビットコイン等の大口取引による影響を軽減できるという。

ここ最近の相場では、今回のようなサービスの必要性が感じられる場面が何度かあった。1つ目は、ビットコインの消失によって破産したMt.Goxが、会社の負債返済のために、日本円にしておよそ400億円ものビットコイン、ビットコインキャッシュを売却した時。2つ目は、アメリカやその他多くの国の投資家が総額にして約2兆6800億円ものキャピタルゲイン税を支払うため、保有していた仮想通貨を売却した時。3つ目は、フォートレス・インベストメント・グループが保有していたおよそ210億円相当のビットコインを売却した時だ。

フォートレス・インベストメント・グループの売却は、ジェミニ(Gemini)が開始するサービスOTC取引のプラットフォームを介して行われる可能性が高いが、その他2つの例は直接取引にて行われた。

ウォールストリートのストラテジストであり、Fundstratの共同創設者でもあるTom Lee氏は最近、「仮想通貨からドルへ多くの資金が流れている。1ドルの流出につきおよそ25ドルの影響がマーケット全体に与えられる」と推測している。

大口取引は仮想通貨相場の大幅な価格変動へと影響してしまう。このようなことが度々あったため、投資家たちの仮想通貨に対する投資は比較的消極的であった。今回のサービス開始によって、投資家の姿勢が徐々に変わってくるかもしれない。

ジェミニは9日の公式ブログで、「ジェミニ・ブロック・トレーディング」は、日本時間の4月12日(木)22時30分から運用を開始すると発表している。

(翻訳者:RAVA)

参考:CCN

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