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仮想通貨ウォレット「Ginco(ギンコ)」とは
仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)とは、株式会社Gincoが提供する、マルチコイン対応の仮想通貨ウォレットアプリのこと。ちなみに運営元の株式会社Gincoは、ウォレットサービス開発や仮想通貨マイニング事業、コンサルティング、イベント・メディア事業などを手がける企業です。
Ginco(ギンコ)は「仮想通貨時代の銀行」をコンセプトに、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)など主要通貨をはじめ、複数のコインの取り扱いに対応にした次世代の仮想通貨ウォレットです。海外産の仮想通貨ウォレットも多い中、Ginco(ギンコ)は日本産。もちろん日本語表記、そして日本人好みのシンプルでわかりやすいデザインが、ユーザーに刺さっているようです。
今回は、仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)の特徴、取り扱い通貨、使い方などを紹介します。
★iOS版(App Store)からダウンロードする
★Android版(Google Play)からダウンロードする
Ginco(ギンコ)の特徴、他社ウォレットとの違い
仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)は、日本語表記のわかりやすい管理画面で、仮想通貨の【入金・送金・管理】ができるウォレットアプリです。一体どんな特徴があるのか?他社のウォレットと何が違うのか?使いやすさは?といった点を紹介します。
特徴1:高水準のセキュリティが強み
Ginco(ギンコ)は「安心・安全の仮想通貨ウォレット」を謳っており、高水準のセキュリティを強みとしています。クライアント型方式と、独自の暗号通信を採用しているとのこと。
クライアント型方式とは、秘密鍵を端末のみで保存するシステムのことで、ここ最近の相次ぐハッキング被害や不正ログインなどによって、預けていた資産(仮想通貨)が急に無くなってしまうという事態を防ぐため、ユーザーの端末(スマホ)にだけにしか資産へのアクセス権を置かないクライアント型方式のウォレットを採用しています。
秘密鍵という利用者1人1人に割り当てられる認証コードを、開発会社(Ginco)のサーバ内で集中的に保存せずユーザーの手元で管理すること。また、このバックアップキーを保存することで、端末の紛失や盗難のリスクにも対応しています。Ginco(ギンコ)は、このような独自の暗号通信方式を採用している為、高水準のセキュリティを実現しています。
特徴2:仮想通貨の取り扱い数が豊富
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの主要通貨から、幅広い通貨に対応しており、一元管理が可能。送金手数料は低く、送金もスピーディです。仮想通貨の保管はもちろん、店舗での仮想通貨決済にも使えます。今後も順次対応通貨を増やしていくこと。
- イーサリアム(ETH)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- オーガー(Augur/REP)
- デジックスダオ(DigixDAO/DGD)
- エニグマ(Enigma/ENG)
- オミセゴー(OmiseGO/OMG)
- ゼロエックス(0x/ZRX)
- カイバー(Kyber Network/KNC)
- ジリカ(Zilliqa/ZIL)
- ジラ(Zilla/ZLA)
- ステータス(Status network/SNT)
- ディセントラランド(Decentraland/MANA)
- スイスボーグ(Swissborg/CHSB)
特徴3:スピーディな送金時間、低い送金手数料
送金時間に関して、公式サイト(2018年9月頃更新)に掲載されている内容は以下となります。
- BCH=約1秒
- ETH、ETC=約5分
- LTC=約30分
- BTC=約1時間
- XRP=約3秒
補足として、上記の時間はあくまでも目安とのこと。手数料の変更などがあった際には、時間にも変更が生じるようです。
送金手数料に関しては、送金時に手数料が発生し、送金者が負担する流れとなります。ブロックチェーンを利用した仕組みによ最低限発生する料金とのことです。手数料は通貨ごとに異なり、ブロックチェーンネットワーク状況によって変動するのですが、トランザクション実行範囲の妥当な金額を、Ginco(ギンコ)が自動設定し表示しているそうです。
特徴4:シンプルで簡単、説明書いらず
全ての操作を、分かりやすく日本語の画面表示でサポートしています。また、カスタマーサポートも日本語で行っているため、英語が苦手な方も安心して使うことができます。サポートはメールのみで、営業時間内(平日:10時~18時)に順次回答の返信を行っているようです。※質問によっては時間がかかることもあり
Ginco(ギンコ)を使ってみよう
実際に仮想通貨ウォレットのアプリ「Ginco(ギンコ)」を実際にスマホにインストールして使ってみるところまで画像付きで紹介します。
アプリをインストールする
現在提供されているのはiOS版(App Store)のみ。Android版(Google Play)は近日リリース予定と公式サイトには書かれていました。
★iOS版(App Store)からダウンロードする
★Android版(Google Play)からダウンロードする
まず、iOS端末(iPhoneなど)でApp Storeを開き、「Ginco」と検索をかけます。すると青い文字で「G」と書かれたアイコンが出てくると思うので、そちらをダウンロードします。ダウンロードするとTOPページに「今すぐ始める」というボタンが出るので、そこをタップします。
※「以前Gincoご利用の方はこちら」は、別の異なる端末でGincoを利用していた方向けの引き継ぎページです。
「今すぐ始める」をタップするとユーザー名入力ページに切り替わるので、お好きなユーザー名(表示名)を入力します。
ユーザー名を入力すると、次のページで暗証番号を設定します。忘れない6桁の数字を入力します。他人にバレないように生年月日などは念のため避けて設定することをおすすめします。暗証番号を設定したあとは、Ginco(ギンコ)の利用規約をしっかり読みましょう。
利用規約を確認したら、左側のチェック欄に全てチェックを入れて、一番下の「Gincoを始める」をタップします。すると通知の許可に関する説明がでてくるので「次へ」をタップ。「“Ginco”は通知を送信します。よろしいですか?」と表示されるので、許可しない or 許可を選択します。
仮想通貨ウォレットの各メニュー
通知設定が完了すれば、登録完了です。
ウォレット
TOPページは「ウォレット」というメニューになります(下記画像左下)。中央のオレンジ色のビットコイン(BTC/Bitcoin)部分は→にスライドができるようになっており、表示設定してある保有の仮想通貨を見ることができます。
ポートフォリオ
「ポートフォリオ」というメニューをタップすると、「すべての資産」という項目になり、現在保有中の資産、そして仮想通貨の割合が表示されます。その隣の項目「マーケット」をタップすると、リアルタイムの仮想通貨レートが表示されます。
お知らせ
「お知らせ」というメニューをタップすると、Gincoからのメッセージが一覧で表示されます。
左上あたりにある人のシルエットをしたアイコンは、様々な設定ができるマイページとなります。タップするとアイコンとアカウント名が表示されたページに。
表示設定
一番上の「表示設定」は、TOPページに表示したい仮想通貨の設定や、通貨の単位(JPYまたはUSD表示)、手数料変更の可否を設定します。「手数料の変更」とは、仮想通貨を送金する際に、送金手数料を変更できるかどうかの設定のことです。
送金手数料を変更できるように設定した場合、送金時に手数料を高く設定すれば送金時間が短縮されるというものです。手数料を低くすることも可能ですが、あまりにも低く設定しすぎると送金が完了しない場合もあるそうです。
通常はGincoが自動設定した手数料が表示されているので、普段は自動設定の手数料、急ぎたい時は手数料を高めに設定、というように使い分けると良いと思います。
プロフィール設定
表示設定の下にある「プロフィール設定」というメニューは、表示名の変更や、アイコンの変更ができます。アイコン部分をクリックすると現在は56種類の中からアイコンを選択することができます。筆者は一番好きな絵文字(笑いすぎて泣いちゃってる顔)にしました。
セキュリティ設定
次に「セキュリティ設定」ですが、ここでは「バックアップを実行」というメニューから、秘密鍵のバックアップをとっておくことができます。3分間という時間内に、実際に紙とペンを用意して、誰にも見られないように表示される秘密鍵(認証コードのようなもの)をメモして大切に保管しておきます。これでセキュリティがアップします。
また、「起動時に暗証番号を要求する」「Touch IDの利用を許可する」という項目から、アプリ立ち上げ時のセキュリティを設定します。これで、万が一スマホを落とした場合でも、他人が勝手にGinco(ギンコ)ウォレットを開くことを防止できます。
ここまでが、利用を開始する上で確認しておきたいウォレット内の各メニューを紹介しました。もし気になったら、アプリは無料でダウンロードできるので試してみてくださいね。
★無料:仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)iPhone版をさっそく使ってみる
★Android版(Google Play)からダウンロードする