グリーンエネルギー利用増を目指すトークン「Solareum(SLRM)」を発行へ

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グリーンエネルギー利用増を目指すトークン「Solareum(SLRM)」を発行へ

グリーンエネルギー技術のスタートアップ企業Solareumは、仮想通貨で支えられる新しい再生可能エネルギー市場である、ブロックチェーン・プラットフォーム開設した。

発行されるトークンはSolareum(SLRM)で、ウェブサイトから直接、SLRM 1枚当たり0.70ドルで購入できる。4月22日は「地球の日(Earth Day)」にあたり、同社は当初4220万ドルの調達を目指している。

再生エネルギー製品を購入してSRLMトークンをもらおう

ユーザーはこの再生可能エネルギー市場で、世界の再生エネルギー企業協賛による製品を購入することができる。ユーザーは購入額に応じて、再生エネルギーの開発・利用に協力した見返りの形でSolareum(SLRM)を受け取ることができる。

ユーザーは、ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)、ネオ(NEO)、モネロ(Monero、XMR)、ビットコインキャッシュ(BCH)など、14種の別の仮想通貨でSLRMトークンと交換することができる。ユーザーはまた、クレジットカードあるいはデビットカードを使って、SLRMを購入することができるという。

Solareumは、安全・確実なブロックチェーン市場であり、再生可能エネルギーの有力なサービスプロバイダーとして、関連する企業や一般消費者双方にとって「Amazonのような再生可能エネルギーのポータルショッピングモール」になることを目指している。西ヨーロッパ中央部に位置する立憲民主主義公国リヒテンシュタインを拠点とするSolareumは、グリーンエネルギーの大手受注業者や製品メーカーの支援を受けて、そのサービスと製品提供を拡充する計画である。

国連サミットにケネス・リースCEOがスピーカーとして招かれる

契約自動化がスムーズに行えるイーサリアム(Ethereum)のスマートコントラクトのセキュリティ機能を活用して、Solareumは非集中型サービスの完全透明性を実現する。

同社のケネス・リース最高経営責任者(CEO)は2月、国連青年会議にゲストスピーカーとして招かれ、ブロックチェーン利用による意欲的な事業を初めて紹介する機会を得た。リースCEOは、クリーンエネルギー利用の熱心な支持者として知られ、2018年の国連サミットで講演者として招かれている。

Solareumは、リースCEOとともにブロックチェーンと仮想通貨プロジェクトに実績を持つエンジェル投資家、ジャスティン・ラリー氏が共同創業者になっているスタートアップ企業である。

世界の再生エネルギー供給企業が製品展示に協力

Solareumのプラットフォームは、商業的な見方からすると、P2PもしくはB2Bでもあり、エネルギー供給企業とエネルギーを利用するコミュニティーとの間の交換に役立ち、再生可能な資源のコネクテッド・ワールド(インターネットでつながる世界)を確保するとともに、ブロックチェーン・セキュリティによってプライバシーを保護する。

ユーザーならだれでも、Solareumが提供する太陽光発電(PV)プロバイダーの国際ネットワークにアクセス可能で、ボタンにタッチするだけで容易には入手できない世界の珍しいさまざまな再生可能エネルギー製品を選び、買い物カゴに入れることができる。

Solareumはさらに、主要な仮想通貨に基づく海外投資ファンドの支援を受けており、ユーザーは安心してさまざまな売買チャンスに投資することができるという。Solareumはまた、デビットカード機能を統合しており、ユーザーは任意のサービスプロバイダーならどこでも、仮想通貨による支払いができるようになる。

(フリージャーナリスト、大手マスコミOB記者:長瀬雄壱)

参考:
Coinidol.com
REUTERS