今週もビットコイン(BTC)が安値を更新しました。
BTC先物の期日を迎えると毎月下落する傾向があり、今後注意が必要です。
個人的にあまり重要視しておりませんでしたが、期限が迫ってくると毎度BTCには気を使わなければならないかもしれません。来月も注視して予め先に発信できるように致します。
またその他の要因としてはEOSの開発元からの出金などもあったようで、ETHが売られると懸念されたのか、今回の下落を手伝ったように思えます。
その後、週後半には米国のSECよりETHは有価証券に分類されないと発言がありました。
非中央集権であるパブリックチェーンで動いているコインは今後、そちらに分類されるようになってくるでしょう。これはポジティブ材料です。
これがきっかけで短期的には底をつけたようなローソク足形状になってきました。
安値を割り込んでしまったことは残念ですが、サポートラインを割り込んでも下落速度はあまり早まりませんでした。
ストップロスがなさそうなので今週末はジリジリと価格が持ち上がっていくのではないでしょうか。
では、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のチャート分析をしていきます。
ビットコイン(BTC)円のチャート分析
出典:GMOコイン
ビットコイン(BTC)円FXチャートの8時間足になります。執筆現在、76,5000円近辺にレジサポラインが引けます。
上値の目処は一旦ここの付近になりますが、このラインを超えていきますと80万円回復が見えてきます。週末はこのラインを超えられるかが注目されます。
オシレーターのRCIはRCI9と26が上方向に向かい始めており、短期的には反発の形状を示唆しております。
70万円~76.5万円でもう一往復ほど価格が動きますと底硬さが出てくるはずですので、上方向への動きのほうが強くなるのではないでしょうか。
時間的に週末から月曜日にかけてこれらの値動きが出そうです。
80万円台に乗せてきますと、またしばらく80-100万のレンジ相場に移行するのではないでしょうか。
イーサリアム(ETH)円のチャート分析
出典:GMOコイン
代わって、イーサリアム(ETH)円FXチャートの4時間足です。
こちらのRCI52は若干上向き方向にむかい始めまして、次の足が陽線になれば上方向に向かうでしょう。3本とも上方向に進むため、トレンド反転の合図となります。
目先6万円回復を狙う展開でしょうか?逆三尊の形状を作りそうにも思えますが、いずれにしても押し目買い局面となりそうです。
中期移動平均線で設定しているSMA30ですが、ローソク足の実体がこの線を上回り始めており、移動平均線の動向を考えても短期線、中期線、長期線が一度集合をしそうです。
つまり、調整相場として値がある程度戻りそうです。その後小動きを挟んで新たなトレンドが発生していくでしょう。
今週末は短期的に押し目買い戦略でいきたいと思います。