先程速報で米国が中国への関税を発動したようです。およそ340億ドル分です。(日本円約3.8兆円)
※日本円換算は記事公開時点のレート
今後も徐々に刻みながら関税をかけていくでしょう。
米国が中国から輸入品に対して、輸出品相当額全てにかけるつもりのようです。
これまでの一連の制裁が効いていたのか、上海株は下落をしておりましたが本日はそこまで反応がありません。
セル・ザ・ルーモア/バイ・ザ・ファクトでしょうか?
中国は世界のブロックチェーン技術の投資額もずば抜けて高く、中国経済の失速はかなり痛手です。
なんとか、踏みとどまってほしいものです。仮想通貨市場はここ数ヶ月、上海株の下落にも多少影響を受けているように感じておりまして特にHOUBIに上場しているコインは上海株と連動性が高いように感じておりました。
今後、これらの相関性にも注目をしていきたいです。
ビットコイン(BTC)円チャート分析
出典:GMOコイン
日足のBTC-FXです。下降トレンドラインを右に抜けてきておりまして、価格が落ち着いてきました。
相場反転の一つの条件が整った感じです。
直近の高値に75万円〜76.5万円のレジスタンスラインが引けますが、ここを超えた場合、FXのショート・ポジションのストップロスがいくつか発動するでしょう。
今年1月から続いていた下落トレンドに一服感がうまれそうです。
MACDもすでに反転しておりまして、オシレーター的にも上昇反転を示唆です。
また日足ベースでもう4~6本70万円前後で推移をすればボリンジャーバンドのバンド幅もさらに小さくなってきます。
スクイーズ期間が長ければ長いほど、エクスパンションした際に、大きなトレンドを発生させますから、こういった条件が整ってから1本少し長い陽線が出現しますと、チャンス到来となるのではないでしょうか。
上記を踏まえて個人的な週末戦略ですが、ビットコイン(BTC)は70万円をバックに買い。
第一ターゲットは75万円。ですので、その手前である74.5〜74.8万円ぐらいで利益を確定、浅い押し目待ち。ただ、コアポジションは必ず持って76.5万円を超えて一気に80万円に抜けることも想定してホールドをしたいと思います。
損切りは再度65万円割れですが、厳しに設定をするならば68万円ぐらいが良いのではないでしょうか。
68万円前後には4時間足でレジサポラインが引けるポイントです。
おそらく、今週末も細かいトレードが中心となるでしょう。
日本の仮想通貨ビジネスについて
話は変わりますが、LINEはシンガポールに進出し、楽天はロシアで楽天コインを発行と報道がありました。
現在、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の存在により、簡単に海外に資本を移動させることが可能です。
日本国の規制では止められない速度で資金が流出しているように思えます。これからも徐々に大手企業が海外でブロックチェーン技術企業やプロジェクトを進めていくのではないでしょうか。
実体経済は大きくポジティブな方向に動き出しています。次の上昇に期待して、我慢の時期がもうしばらく続きそうですが、長い目で待ちたいと思います。