英国保険会社ロイズが米カストディサービスに保険提供開始
英国の大手保険会社、ロイズ社がビットコインなどの仮想通貨向けカストディサービスに保険提供を始めると報道がありました。
カストディサービスとは、仮想通貨を担保・保管業務にあたる、いわば、既存の仮想通貨取引所運営業者向けのサービスになります。信託保全とお伝えすればイメージがわきやすいでしょうか?取引所のコールドウォレットを代行管理してあげる、といったニュアンスです。
既存の仮想通貨取引所のセキュリティはどこも厳重でしっかりしたものが用意されているかというとそうではありません。ハッキング被害にあって破産・危機的状況に追い込まれる世界各国の取引所をこの1年、皆さんも幾度か見てきたことでしょう。
そこで大手企業がこういったサービスを開始するということは、取引所の運営側にとっては願ったりのサービスです。現在、米国のビットゴーという世界最大手のカストディサービス会社があります。実はこのビットゴーを介したやり取りが世界のビットコインの取引量の20%近くを占めているといわれているのです。
もしかしたら、普段皆さんもお世話になっているのかもしれませんね。
こういった資金の潤沢な信託銀行や保険会社が参入してきてくれることは実は大きな追い風になります。今後、こういったカストディサービスに参入してきてくれる企業にも注目していてください。
関連:英国大手ロイズが仮想通貨の保管サービスに保険提供、デジタル資産保管に大きな信用付託
さて、直近ビットコイン(BTC)相場分析をしていきましょう。
ビットコイン(BTC)円 4時間足チャート分析
BTCJPY-FXの4時間足チャートです。現在、75~76万円ゾーンに引けるサポートラインで反発をしています。
8月下旬から4時間足ベースでみますと、完全に上昇トレンドに切り替わりました。
(安値と高値を交互に切り上げている=上昇トレンド)
80万円を超えた場合は戻り売りの短期的なショート・ポジションが溜まっているでしょうから、抜けたときはストップロスを巻き込みそうです。
オシレーターのRCIは中長期線である、26と52は天井圏で推移をしております。
つまり、上昇トレンドが強いというわけです。このタイミングで短期線であるRCI9が一旦下落し、−80ライン以下から折り返してくると、押し目のタイミングになることが多いです。
切り返しが鋭いほど、大きな上昇トレンドになりやすいので、期待したいところです。現状のRCI9の形状は非常に良好です。このまま+80ラインを超えて天井圏に突っ込んでいきますと、上昇トレンドに勢いがつくでしょう。
CMEの8月限月先物ポジションが終了
また今晩9月1日に日付が変わるタイミングでCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の8月限月先物ポジションが終了します。
先月の下落トレンドをみていると、売り越しポジションが増えている可能性があります。
それらが決済されるタイミングにもなりやすいため、もしかしたら多少市場に影響を受けるかもしれません。その場合は上昇となるでしょう。このタイミングが80万円超えと重なれば面白いかもしれませんね。
ビットコイン(BTC)は買い目線で継続です。
さて、手前味噌で恐縮ですが、「読む仮想通貨」という有料メールマガジンを発刊しています。忙しいサラリーマン・OLさん向けに相場を解説したメールマガジンになっております。
メルマガ配信後、数時間後に目を通しても対応しやすいように配慮してなるべくリアルタイム過ぎない情報にして発信していく予定です。日足や4時間足ベースで書いてますので、スイングトレードの参考エントリー値としてご活用頂ければ幸いです。その他、金融市場のレポートも適宜配信しております。
初回は、誰もが10日間は無料となってますので、お試しだけでも結構です。ご興味ある方はぜひ一度ご購読ください。(10日間経過前までに解約も可能!費用は一切頂きません。)
▼ひろぴーさん、メルマガ『読む仮想通貨ストラテジーレポート』をオープン