CMEがETH先物を上場、マーケットに与える影響とは?

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CMEがETH先物を上場、マーケットに与える影響とは?

CMEがETH先物を上場

CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は2月8日より、イーサリアム(ETH)の先物取引を開始する予定です。すでにCMEは約2年間、ビットコインの先物市場を提供しており、市場での影響力も高めています。ETH先物は2つ目の暗号資産先物商品という形になります。

CMEによるとETHの先物契約は1単位あたりは50ETHとなっており、執筆時点でのイーサリアム価格によると1契約は約700万円となります。なおCMEのビットコイン先物は単位あたり5BTCで、大口投資家や機関投資家向けであることが前提となっています。

先物限月はビットコインと同様で四半期と四半期以外の上場サイクルとなっています。イーサリアム先物はビットコイン先物と同様にCFD、つまりドルで決済を行い、上記で見たEERを基準として決済されます。つまり、現物裏付けがない先物商品です。

ETH先物がマーケットにどのような影響を与えるか

このCMEに上場するETH先物がマーケットにどのような影響を与えるか、筆者の見解を紹介します。まず、短期的な価格としては、機関投資家がETHショートの手段を手に入れることでもあるので、場当たり的には価格がマイナスに動くネガティブな可能性もあることは考慮するべきです。

これまで機関投資家が信頼して使える市場でETHをショートできる機会は多くありませんでしたが、CMEであれば話が別です。なおビットコインの2017年の暴落もCMEの先物ショートがきっかけの一つになっています。

ただし短期的にネガティブな可能性があっても、ショートされたものはいずれ必ず買われますし、こういった市場ができる事自体は長期的に明らかにプラス要素で、イーサリアムのアセットとしてのファンダメンタルズを高めることにつながります。もちろんCMEに上場してもそのままETHは短期的売りも入らず強気相場を維持する可能性もあり得ることは覚えておきたいです。

ETH先物の関する戦略

また、CMEの先物市場が機関投資家にとってETHの純投資になるかどうかというと、ならない可能性のほうが高いでしょう。純投資であればやはり現物を持ちたいはずであり、そういった投資家はグレイスケールの投資信託に引き続き集まるのではないかと予想されます。これはビットコインでも同じ状態です。

その他の影響としては、イーサリアムはEthereum 2.0が公開されたことと関連してステーキングができるアセットに変わっています。ステーキングをしながら、先物をショートして価格をヘッジしたうえでインカムゲインを得るような戦略も取りやすくなることも想定されます。

2020年はビットコインが機関投資家に認められた1年でしたが、2021年はETHとってそういった意味を持つ年にになるかもしれません。

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