取引所のステーブルコイン残高を起点にビットコイン(BTC)の価格動向を予想する

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取引所のステーブルコイン残高を起点にビットコイン(BTC)の価格動向を予想する

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのパブリックブロックチェーンは、誰でも台帳上のお金の動きを参照できるという特徴があります。これらはオンチェーンデータと言われます。投資方針にこのデータ分析を利用することができるのは、株式投資などにはない暗号資産の醍醐味です。

ビットコイン価格動向の予想法

今回は、取引所のステーブルコイン残高を起点にビットコインの価格動向を予想するという分析方法を紹介します。過去のオンチェーンデータとビットコインの価格推移を見ると、以下のことが読み取れます。

  • 現物取引ができる主要な暗号資産取引所をソートして、当該アドレスにステーブルコインの残高が十分に溜まると、その後のビットコインの価格は上がりやすい
  • 逆にステーブルコインの残高が十分にない場合、ビットコインの価格は上向きしずらい

テザーの発行タイミングをウォッチ

暗号資産取引所のアドレスにステーブルコインが溜まっていることは、ブロックチェーンデータから見て確認できます。ステーブルコインの残高が暗号資産取引所内に十分にあるということは、ビットコインを購入するための待機資金であるということです。その待機資金が十分に貯ればビットコインは買われて価格が上がるだろうという論理であり、実際に過去のチャートでは相関関係にあります。

同じような指標としては、テザー(Tether)の発行タイミングをウォッチしてビットコインの価格動向を推測することも用いられています。テザーもまたその使用用途の多くはビットコインなど暗号資産を購入することなので、それが発行されたあとは価格が上がりやすいという理論です。テザーの発行タイミングについては観測しているBotがツイッター上にいくつかあります。

このようなオンチェーンデータを分析できるサイトは複数ありますが、2021年現在おすすめのサイトは、クリプトクオント(CryptoQuant)です。今回紹介した取引所のステーブルコイン残高以外にも多数の観点でオンチェーンデータクエリが用意されています。

CryptoQuantイメージ
参照:CryptoQuant

今回はオンチェーンデータ分析の一例として、取引所のステーブルコイン残高を起点にビットコインの価格動向を予想するというケースを紹介しましたが、オンチェーンデータ分析は他にもさまざまな場面で利用できます。また、2021年にはさまざまなデータプロバイダが増えているので、数年前と比較して分析環境も向上しています。このような環境はぜひともトレードに活かしていくべきと言えます。

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