仮想通貨の相場分析:ビットコイン(BTC)チャート移動平均線の本当の使い方

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仮想通貨の相場分析:ビットコイン(BTC)チャート移動平均線の本当の使い方

仮想通貨のテクニカル分析(チャート分析)において、シンプルかつ重要なのが移動平均線(MA)の使い方です。今回は移動平均線の仕組みと使い方について解説します。

移動平均線(MA)とは?

仮想通貨の相場分析:ビットコイン(BTC)チャート移動平均線の本当の使い方

移動平均線(Moving Average/MA)とは、ある一定期間の終値(close)の平均値をつなぎ合わせた線です。「ローソク足」は、ある一定期間の価格の4本値(始値・終値・高値・安値)を1つのローソクで表したもの。

それに対し、移動平均線は終値の平均価格を1本のラインで表示して価格の動きがわかるようにしたものなので、チャートを見る際にこの2つ(ローソク足+MA)をセットにするとシンプルに相場の流れが読みやすいです。

今回は基本的な移動平均線(単純移動平均線:SMA)で解説しますが、移動平均線にはアレンジしたものもありますので、いろいろ試して見るといいでしょう。

(直近の価格の推移を重視する=加重移動平均線:WMA、指数平滑移動平均線:EMAなど)

移動平均線(MA)の数値について

移動平均線で使用する数値は何を表すかというと、例えば日足チャートに表示する場合の「5MA=5日移動平均線」は過去5日間の終値を平均したもの、翌日になると1日ずらしていくという仕組みで直近の5日間だけの平均を算出していきます。

したがって短期線(5MA)の方が中・長期線(21、75、90MAなど)より細かく動き、ローソク足に近いところで推移します。

移動平均線(MA)は使える?使えない?

一般的な使い方として、長期線でトレンドを把握し、短期線で売買タイミングを決めるという2本(または3本)を同時に使用することが多いです。

  • ゴールデンクロス:短期線が長期線を下から上に突き抜ける=買いサイン
  • デッドクロス:短期線が長期線を上から下に突き抜ける=売りサイン

しかし実際に(特に短期トレードで)移動平均線を実際に使おうとすると、そもそもの移動平均線の成り立ちが「終値かつ平均値」なのでサインが出るのが遅いのです。中期・長期の線のクロスから短期戦を用いて売りor買いを行うのでは短期トレードでは間に合いません。長期戦になればなるほど、動きが鈍るからです。

BitTrade(ビットトレード)のBTC/JPY日足チャート出典:BitTrade(ビットトレード) BTC/JPY 日足チャート

一般的な使い方

  • 短期線:5日線(5MA)
  • 長期線:21日線(21MA)
  • 5MAが21MAを上抜けた=GC(ゴールデンクロス)赤い◯
  • 5MAが21MAを下抜けた=DC(デッドクロス)水色の◯

実際の使い方

主に動きの細かい短期線(5MA)では長期線とのクロスを待たずに、「トレンドの転換とその角度」を重視しています。中長期線ではトレンド方向を把握します。

  • 21MAでトレンド方向を把握(例:上昇トレンド)
  • 5MAが上向く=買い、5MAが下向く(角度が変わる)=売り

長期線で見るビットコイン(BTC)チャート

BitTrade(ビットトレード)のBTC/JPY週足チャート出典:BitTrade(ビットトレード) BTC/JPY 週足チャート

10/23時点のBTC/JPYの週足チャートです。
移動平均線:90日、200日線を用いて長いスパンでトレンドを把握すると、ビットコインの価格はまだ上昇トレンドにあり、現在の値位置:72万円台は90日線がサポートする重要なところにある事がわかります。このように長期線は売買タイミングには向きませんが相場の全体像を捉えるのに便利です。

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まとめ

必ずしも相場はチャート分析の教科書通りに動くとは限りません。基本的な仕組みを把握した上で、あとは実践を積み「これは使える、使えない」を判断していくことが大切です。なお、トレードの際は移動平均線だけでなく、他の分析ツールや出来高なども参考にしていきましょう。

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