仮想通貨の投資判断の1つにMarketCap(時価総額)のランキングを見る、という作業があります。
私は毎月Cryptocurrency Market Capitalizationsを定点観測しているのですが、そのほかにも参考にしているサイトがあります。
それがCoinGeckoです。
CoinGeckoとは?
CoinGeckoと検索すると、「ネット通貨チャートの360度の概要」とあるように、仮想通貨を様々な視点でレーティングする面白いサイトです。
データは独自のアルゴリズムで作成されていて、評価方法もCryptocurrency Market Capitalizationsと異なるので、順位が若干違うのが面白い。
もちろんCoinGeckoは誰でも利用することができます。(いちお自動翻訳機能による日本語表記があります)
アカウント登録をしなくても使えますが、登録すると気になる銘柄のリストなどが作れるので私は登録しています。
↑CoinGeckoに登録すると、世界中の仮想通貨が数字・アルファベット順に出ます。ここからウォッチリストを作れます。(ここでかなり無名な銘柄を覚えました。)
↑coinGeckoの銘柄のウィジェットをこのように張ることもできます。
CoinGeckoの見るべきところ
CoinGecokoの評価方法は、仮想通貨の時価総額や流動性だけでなく、「開発力」「コミュニティ」「公共の興味」という点にあります。
➡CoinGecko
①全・・・総合評価
②時価総額・・・総供給量x価格
③流動性・・・主な取引所のリクイティティ
④開発力・・・公開されているソースコードから開発状況を把握(GitHub,Bitbucker)
⑤コミュニティ・・・SNS上の討論、意見交換などが盛んなコミュニティ力の強い通貨は評価が高い
(オンラインユーザー、記事やコメントの平均、Facebook,Twitterのフォロワー数など)
⑥公共の興味・・・検索エンジンにの累計を調査し、評価(Bing,アレクサなど)
ビットコインが上昇するとGoogle検索が急に増えるという感じですね。
↑個別銘柄を選択すると、これらの詳細なデータや評価点がみられます。
銘柄発掘スクリーニング
上記のような評価でレーティングされているので、時々ランキングの下位でも、なぜか「公共の興味の数値が他に比べて異常に高い」というのを発見することがあります。
しかし下位の銘柄はお宝探しのようなもの、すぐに取引せずにそこから銘柄の詳細を調べ、プロジェクトの有効性、信頼性、価格推移を見て取引に値するかどうかを決めています。
まとめ
・CoinGeckoは総合評価に最適
・お宝銘柄さがしに使える
・メインの取引は時価総額ランキング20位くらいまでにしておきましょう。