仮想通貨のビットコインのウォレットを使いこなせるようにウォレットの仕組みについても触れておきましょう。

ウォレットのキーワード:鍵とアドレス
・アドレス
・公開鍵
・秘密鍵
・復元フレーズ

ビットコインのアドレスとは

ビットコインを送ったり、受け取ったりする時に必要なものです。ビットコインにはウォレットのアドレスというものが存在します。

(※よくビットコイン送るからアドレス教えて、と伝えるとメールアドレスを頂くことがあるのですが、残念ながらビットコインはメールアドレスでは送れません。)

アドレスは例えばこんな時に使います。

・取引所でビットコインを入出金
・ビットコインで何かを購入
・ここにビットコインを送って!と相手に知らせるとき

アドレスは以下のようにQRコードで表示されるか、文字列で表示されます。

QRコードの場合:

文字列の場合:1AKKUU3zZohLBLQTpjnddQ78eT1x8RWX5A

ビットコインアドレスの注意点

・スマホのウォレットを使っていると、毎回違うアドレスが表示される場合があります。これは同じアドレスを繰り返し使うとプライバシーに関する情報が洩れる可能性があるから、あえてこのような仕様になっています。違うアドレスでも同じウォレットで受け取れるため心配ありません。

・文字列で表示されている場合はコピー&ペーストすることをお勧めします。打ち間違えて誤ったアドレスに送ってしまったら恐らくビットコインは戻ってきません。

・ビットコインマニアの方は自分でカスタマイズしたアドレスを作っている場合がありますが、通常はウォレットに表示されるランダムな英数字をそのまま使います。

・仮想通貨ごとにウォレットやアドレスは違います。リップルやイーサリアムをビットコインのウォレットに送ることはできません。また、複数の通貨に対応しているウォレットはありますが、その場合も通貨ごとに違うアドレスが与えられます。(参照:アルトコイン向けのウォレット

公開鍵(パブリックキー)と秘密鍵(プライベートキー)

ビットコインウォレットは、パブリックキー(公開鍵)とプライベートキー(秘密鍵)の2種類によって管理されています。それぞれの鍵にはどのような特徴があるのでしょうか。

・公開鍵って何?

公開鍵は秘密鍵とセットになっているもので、その名の通り「他人に公開する方の鍵」です。先ほど解説したアドレスはこの公開鍵を元に作られています。そしてそのアドレスを束ねたものがウォレットです。

・秘密鍵って何?どんな役割があるの?

もう片方の鍵、プライベートキー(秘密鍵)は、そのウォレットに関する全ての操作を行う役割の鍵となっており、とても重要な鍵です。アドレスが銀行の口座番号だとすると、秘密鍵は暗証番号のようなものです。他人の知られてしまうことは、絶対に避けましょう。銀行口座の暗証番号を他人に教えるのと同様で、秘密鍵が知られるとウォレットに入っているビットコインを全部盗られてしまう可能性があります。

ウォレットをなくしたらどうしよう?

人間ですから、スマホに入れたウォレットを消してしまったり、PINコードを忘れてしまうこともあるでしょう。そんな万が一の事態に備えて復元フレーズでバックアップをとっておくことが大切です。

ハードウェアウォレット、スマホのウォレット、PCのウォレットの場合は大抵ウォレットを作る際に復元フレーズ、リカバリーフレーズ、シードと呼ばれる12個の単語を控えるステップがあります。少し面倒ですが、ここをしっかりやっておけば非常事態に備えられます。

バックアップは1分でとれる!→復元フレーズを見る方法

また、取引所が提供するウォレットなどの場合は運営元に問い合わせてみましょう。

ビットコインウォレットのまとめ

・送受信はアドレスで
・秘密鍵は絶対他人に見せちゃダメ
・復元フレーズを必ずメモ