今年のイーサリアムへの資金流入金額が1,100億円に迫る、コインシェアーズが発表

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今年のイーサリアムへの資金流入金額が1,100億円に迫る、コインシェアーズが発表

デジタル資産の運用を行うコインシェアーズ(CoinShares)は7月19日、6月末あたりからビットコイン(BTC)では資金の流出、イーサリアム(ETH)では資金の流入が続いていることを明らかにした。特に今年のイーサリアムの資金流入額は、10億ドル(約1,100億円)に迫っているという。

ビットコイン(BTC)は約11億円の資金流出、イーサリアム(ETH)は約12億円の資金流入

コインシェアーズでは、ビットコインやイーサリアムといったデジタル資産への投資金額の入出量を週ごとにレポートでまとめている。このレポートの中でコインシェアーズは、ビットコインでは資金の流出、イーサリアムでは資金の流入が続いていると指摘した。

ビットコインは、7月12日のレポート、7月19日のレポートの両方で資金流出が判明ており、19日のレポートで判明したビットコインへの資金流出額は合計1,040万ドル(約11億円)だった。12日のレポートでは690万ドル(約7億6,000万円)の資金が流出している。ただしこの流出金額は、今年の5月と6月に見られた大きな流出に比べれば少ない。5月17日に発表した週間レポートでは、1週間で合計9,800万ドル(約108億円)相当の流出があった。この流出金額は、コインシェアーズが記録をまとめて以来最大の流出額だ。

一方、イーサリアムでは3週連続で資金が流入している。7月19日のレポートによると1,170万ドル(約12億円)の資金が流入しており、今年全体の資金流入額は10億ドルに迫っている。
なお、イーサリアム以外のアルトコインにも資金は流入している。リップル(XRP)やポルカドット(DOT)への資金流入金額は30万ドル(約3,300万円)、カルダノ(ADA)への資金流入金額は40万ドル(約4,400万円)、ステラ(XLM)への資金流入金額は20万ドル(約2,200万円)と、どの銘柄も資金流入額は50万ドル以下だった。

ビットコイン取引量も年初来平均で38%まで減少

今回のレポートでコインシェアーズは、ビットコインの取引量についても触れている。同レポートによると、先週1日あたりのビットコイン取引量は39億ドル(約4,300億円)だった。この数字は、年初来平均の38%に相当する。

ただし、近年の夏季にも同様にビットコイン取引量が落ち込んでいる。そのためコインシェアーズは、今回のビットコイン取引量の減少を季節的なものと考えており、市場の不吉な状況を示しているわけではないという見解を示している。

参考
Vol 38: Digital Asset Fund Flows Weekly

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文:かにたま

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