ブロックチェーンが未来を変える!キーワードは「第三者不在のデータ管理」

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ブロックチェーンが未来を変える!キーワードは「第三者不在のデータ管理」

五月雨まくら(@samidare_makura)です。

現在、ほとんどのデータ(情報)は第三者(機関)に委託されています。例えば、公共機関であれば住所から電話番号まで一律に管理されています。しかし、従来のデータ管理の常識が大きく変化するかもしれない技術が生まれました。それが、「ブロックチェーン」です。それでは、ブロックチェーンはデータ管理にどのような変化を生み出すのでしょうか?具体的に説明します。

個人情報の価値を取り戻す!

現在インターネットを利用している人々は、個人的情報を無料で提供しています。そして、オンラインのアクションの一つ一つは、第三者によって、マネタイズされています。私たちの意見や思考、行動は貴重ですので、それをボランティアで提供する必要性はありません。私たちは、個人情報の持つ価値を取り戻さなければなりません。

ただ、私たちが個人情報を所有して管理することは簡単ではありません。従来の方法では、どうしても個人情報を預ける第三者への信頼が必要になります。しかし、私たちにはブロックチェーンというソリューションがあります。ブロックチェーン上では、個人情報を第三者に預ける必要なく、情報を検索したり、他のユーザと接続したり、独自のコンテンツを公開することができます。

クリエイターのコンテンツを守る

GoogleやFacebookなどのほとんどの中央集権型プラットフォームでは、法律専門用語を書き連ねた利用規約とエンドユーザー契約で知的財産権を主張しています。もしかしたら、私たちが視聴したビデオの多くは違法にフリーブートされたものかもしれません。フリーブートとは、著作権で保護されているビデオ -多くはYou Tubeから- を、他のプラットフォームのビデオプレイヤーにアップロードする行為です。

勿論フリーブートはクリエイターの著作権侵害で、許すべきではありません。それでは、どのように対処すれば良いのでしょうか?(ここまでの流れで予想できると思いますが)正解はブロックチェーンを用いることです。クリエイターは、ブロックチェーン技術によって保護された安全なエコシステムにコンテンツを公開することで、全ての取引データを追跡できるようになり、コンテンツを守ることができます。

ブロックチェーンを利用した分散型ブラウザでは、クリエイターとオーディエンスがP2Pで直接やり取りすることを可能にします。一度コンテンツをデジタル世界で公開すると、オーディエンスがコンテンツを視聴する価格を指定することができます。クリエイターは、コンテンツを市場で販売・共有します。興味を持ったユーザは、記事を読んだり、映画を観たり、ポッドキャストを聞いたりするために料金を支払うでしょう。

変化は広告主にも…?

現在のインターネットにおけるプラットフォーム型のビジネスモデルは、クリエイターによるコンテンツを載せて、たくさんのユーザーによるPV(閲覧数)を稼ぐことで、広告主から報酬を受け取るスタイルです。しかし、このモデルではしばしばクリエイターがないがしろにされるだけではなく、広告主も宣伝が最適化されていたか知る術はありません。

ブロックチェーンを利用すると、新しい広告のモデルを生み出すことができます。つまり、プラットフォームを介さずに、広告主とユーザが直接、任意の価格を設定して、デジタル世界で、繋がることが可能になります。

まとめ

私たちは、インターネット以来の世界から、重要な転換点に到着していることを意識する必要があります。そのキーワードは「第三者不在のデータ管理」です。

参考:The Washington Post