Enigma(エニグマ)プロジェクト、8つのパートナー概要や取り組みを紹介

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Enigma(エニグマ)プロジェクト、8つのパートナー概要や取り組みを紹介

Enigma(エニグマ)プロジェクトの公式Mediumから、ローンチパートナーの紹介があった。Enigmaのローンチパートナーは、Enigmaの開発チームと直接協動し、独自のインパクトのある画期的なソリューションに統合している。

それぞれが本当の分散化した未来のために重要なプロダクトを構築する有能なチーム。これらは単にコラボレーション提案ではなく、すでに自社製品にEnigmaのプライバシー保護機能を実装するために一緒に取り組んでいるそうだ。

各パートナーと技術的統合を視野に入れており、各パートナーはEnigmaテストネットで構築を開始している。Enigmaプロトコルを導入することにより、各パートナーなどのプロジェクトは世界的に変化するプロダクトやプラットフォームを強化し、より強力な分散型エコシステムの構築を支援する。

Enigmaのローンチパートナー8つのプロジェクトを紹介

ocean protocol

ocean protocol
出典:Enigma mediumより

ocean protocolは、データサービスを共有するためのエコシステム。検証可能なサービスとして機能する可用性と整合性に関する決定論的証明を使用し、消費するデータ、ストレージ、計算、アルゴリズムをトークン化し公開するサービスを提供。

シビル攻撃に対するシグナル品質、評判、病棟へのサービスに踏み込んでいる。特にAIにとって、データのロック解除に役立つ。規模に合わせて設計されており、データを安全かつ透過的に共用して販売することを可能にするブロックチェーンテクノロジーを使用。

データサービスのサプライチェーン内で、プライベートで検証可能なコンピューティングを提供する。EnigmaとOcean2つのプロジェクトの補完的な性質と共有された考え方を考えると、協力していくことが必要。oceanは投票を通して、高品質のデータセットレジストリを維持するためにToken Curated Registries(TCR)を使用。プライバシーは、有権者の機密性を保護し、潜在的な攻撃を防ぐために重要。最初のステップでは、Enigmaの民間投票をoceanのTCRに関する作業に統合する予定。

▼ocean protocol公式
https://oceanprotocol.com/

Datawallet

Datawallet
出典:Enigma mediumより

Datawalletは、オンラインデータ用のデジタルウォレットである。Facebook、Amazon、Uber、Spotifyなどのプラットフォームからデータを取得し、1か所に統合することができる。他の誰かが、自分のデータへアクセスすることを制御し、データを共有するときに支払いを受け取ることができる。Datawalletは、分散型のConsumer to Business(CtoB)データ交換プラットフォーム。個人が作成したデータから価値を引き出すことを可能にし、全く新しいデータユニバースに基づくクラス最高の分析を企業に提供。

DatawalletはEnigmaを使用して、このデータを第三者に公開することなく、ユーザーのソーシャルデータを利用できるツールを作成。自己主観的なデータは、身元を定式化するための重要なもの、このメソッドは、ユーザーのソーシャルデータをすべての関係者から完全に非公開にしながら、ユーザーがbotではないことを証明するため、既存のソーシャルメディアプロファイルを使用しIDを自動実行する。

▼Datawallet公式
https://datawallet.com/

COLENDI

COLENDI
出典:Enigma mediumより

COLENDIは、ブロックチェーンテクノロジーを使用して、革新的なクレジットスコアリング、貸し手、商人、銀行口座を持たない人などのマイクロファイナンスの橋渡しとなる金融パスポートを提供。分散クレジットスコアリング、マイクロクレジットプロトコルである。

データプロバイダーとユーザー間の関係を保存し、ユーザーデータに対して安全にアルゴリズムを実行する機械学習タスクを実行するため、Enigmaのシークレットコントラクトをクレジットプロトコルに統合することに焦点を当てている。

▼COLENDI公式
https://www.colendi.com/

2key Network

2key Network
出典:Enigma mediumより

2keyはリンクを再発明する。2keyのプロトコルはブロックチェーンをHTTPと融合させ、webリンクからスマートコントラクトを引き出し、画期的なマルチステップ追跡技術と自動報酬を組み込むことができる。この革新的な技術を使用して、誰もがそれを共有する人にインセンティブを与え、報酬を得ることができる。2key Networkは、スマートリンクを作成できる分散型プラットフォームを構築。

2keyのマルチステップ追跡リンクは、暗号通貨アドレスで共有する人を自動的に追跡し、それに応じて参照するチェーンを構築。2keyコントラクトの情報は、企業やユーザーの機密情報だ。

Enigmaと協力して、コントラクトの特定の入力を暗号化するビルディングブロックを作成し、コントラクトに提出されたデータへ、認められたユーザーのアクセス制御を容易にする。参加者は、個人情報や企業情報を安全に入力しながら、他の参加者がデータの完全性を確認し、データ自体を損なうことなく結果を確認することができる。2keyコントラクトのプライバシーはとても重要である。

▼2key Network公式
https://www.2key.network/

Eximchain

Eximchain
出典:Enigma mediumより

Eximchainは、世界的なサプライチェーンのための企業向けブロックチェーンエコシステムを公開。2015年にMIT(Massachusetts Institute of Technology)に設立され、3カ国にわたるチームとユーザーの関係を構築した。

Enigmaのシークレットコントラクトを活用して、新しいサプライチェーンファイナンスのユースケースを可能とするためにEnigmaと協力。借り手が自分のクレジットプロファイルに基づいて最高の金利を確保し、データ全体の所有権とプライバシーを維持するための分散型の方法を作り出している。グローバルサプライチェーンの企業は、証拠としてアンダーライターへの連鎖行動を活用し、1兆5,000億ドルの世界金融貿易のズレに対処することができる。その74%は中小企業からのもの。

▼Eximchain公式
https://www.eximchain.com/

Datacoup

Datacoup
出典:Enigma mediumより

Datacoupは、個人がブロックチェーンベースのデータマーケットプレイスを通して、データ管理し、収益化するためのアプリとツールを提供。このデータには、人口統計、購入履歴、検索、閲覧、フィットネスなどのデータセットが含まれる。

データの絞り込みやフィルタリングは、データセットから価値や洞察を導き出すために必要。重要な個人データを含むデータセットからフィルタリングは、潜在的に非匿名化メタデータを計算対象のデータから分離する重要な手段である。Datacoupシステムの早期ユーザーとしてターゲットとするヘッジファンドと市場調査者は、集計データセットを分析する予定。法的またはコンプライアンス上の理由から個人を特定できる情報を処理することは望ましくない。

暗号化されたメタデータを検索し、機密データが未公開のままで、利害関係者に望ましい結果を提供することができる。暗号化されたメタデータを検索できることは、市場のデータリクエスタが関連するデータのみを購入することができる。このために、ユーザーデータのプライバシーを保ちながら実行できる環境が必要。

▼Datacoup公式
https://token.datacoup.com/

ReBloc

ReBloc
出典:Enigma mediumより

ReBlocは、分散型の不動産データ市場。当事者は、市場の仲介者を必要とせずに直接かつ自由に取引することができる。

保険会社から地方自治体の小規模な仲介業者またはオーナーまで、不動産データを売買することを可能にする。しかし、ブロックチェーンの本質的な透明性の結果として、データを非公開にするという重要な課題がある。販売されたデータが第三者に漏洩するのを防ぐためにも重要。

Enigmaでのプライバシー検証については、多くのアプリケーションに役立つと考えている。プライバシーの検証機能を使用することにより、ユーザーは自信を持ってデータを購入することができる。データ検証ツールを使用して、基礎となるデータの正確性をチェック。データの完全性が保証されているため、消費者は従来の信頼できるデータプロバイダに頼る必要がなくなり、データ検証市場をより広範囲のデータプロバイダに開放することができる。

▼ReBloc公式
http://www.rebloc.io/

Potal Network

Potal Network
出典:Enigma mediumより

Potal Networkは、スマートコントラクトによって管理されるブロックチェーンネームサービス(BNS)、インセンティブで完全に分散されたプラットフォームである。BNSテクノロジーに加えて、テクニカル及び非テクニカルユーザーの両方が分散されたWebサイト、アプリケーションの作成、展開、体験を可能にするプロダクトを開発。

シークレットオークションの設計を利用し、Enigma Name Service(ENGNS)を導入。この設計により、ユーザーは暗号化された状態でドメイン名を入札することができ、落札されない入札は開封されない。分散型BNS市場でシークレットオークションを使用し、クロスチェーン入札を行う可能性も検証している。

▼Potal Network公式
https://www.portal.network/

Enigmaと各パートナーとの取り組みに対する考察

これらのパートナーは、スマートコントラクトでプライベート計算を使用するためのビルディングブロックに取り組んでいる。プライベート投票、秘密計算、データ検証、シビル保護は、Enigmaが検討しているカテゴリのほんの一部。各ビルディングブロックは、ガバナンス、アイデンティティ、スケーラビリティ、ユーザビリティなど分散型Webの大きな取り組みに適している。

Enigmaのプライバシーを保護する技術により、データを扱う各プロジェクトは、イノベーティブな局面にあるのではないかと思う。ネットの発展とともに身軽で便利な世界になっていくなかで、目に見えない個人のデータは、どこでどう使われているかわからない。これは、身軽さとは引き換えに、結構な重みとなっており、この増えていく個人データのプライバシーを守ることは、重要となってくる。

Enigmaとそのパートナーチームに起因して、これらの課題を解決しかつ、今までに実現できなかった新しいサービスも展開し、それがもしかするとライフスタイルに衝撃を与えるかもしれない。今回紹介されたプロジェクトの詳細は、また追ってまとめていきたいと思う。

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参考
Enigma公式medium
Enigma公式