ブロックチェーン投資とは?複数のニッチ分野に資金を散らしてリスクをヘッジしましょう!

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ブロックチェーン投資とは?複数のニッチ分野に資金を散らしてリスクをヘッジしましょう!

五月雨まくら(@samidare_makura)です。

新しくブロックチェーン投資をしようと考えた人が試しにCoinMarketCapを見ると、仮想通貨と一口に云っても数百・数千におよぶプロジェクトが存在することに驚くでしょう。それぞれのコインの違いやチャートの読み方もわからず途方に暮れる人もいるかもしれません。

この記事は、そのような方に向けたガイドラインになることを目指し、執筆しました。

ブロックチェーン投資で最初に心がけること

まず、ブロックチェーン投資を始める前の心構えを3つ紹介します。

それは、

  1. 一定の損失は避けられないと知ること
  2. 特定の銘柄をHODL(保持)すること
  3. 複数の分野に投資を分散すること

です。

まず、あなたがどのくらいの金額を投資するかに関わらず、仮想通貨に投資をする上で一定の損失を被らないことは事実上不可能です。そのため、投資には必ず損失リスクが付きまとうことを知るべきです。

次に、仮想通貨投資で一財を成した人々に共通していることは、辛抱強く特定の銘柄をHODL(保持)し続けることです。そのため、投資する銘柄を決めたら中長期的な視点で相場を見据えましょう。

最後に、投資全般に云えることですが、単一の分野に投資を集中させないことが大事です。つまり、複数の分野に投資を散らせて、リスクをヘッジします。利益を最大化する方法ではなく、損失を最小限に抑える方法を考えることが賢明です。

この記事では、3番目の分散投資に焦点を当てて解説します。ブロックチェーン市場における将来有望なニッチ分野とプロジェクトをこっそり紹介するので参考にしてみてください。

将来有望なニッチ分野とプロジェクト

分野①:サプライチェーン(物流)

ブロックチェーン技術は、仲介人の介在を必要とせず、サービス提供者とエンドユーザが直接やり取りをすることを可能にします。そして、仲介人に最も依存している分野の1つがサプライチェーンです。いくつかの企業は、今だに紙による記録を行っていて、データベース間の連携が取れていないため、非効率な在庫管理とトレーサビリティ(追跡性)の欠如が存在します。

ブロックチェーンは、これらの問題をすべて解決します。すでに、ウォルマートやアマゾン、IBMなどの大企業はブロックチェーン技術の応用をテストしています。

サプライチェーンの改善に取り組む有力なブロックチェーン・プロジェクトとしては、VeChain(VEN)、Waltonchain(WTC)、ShipChain(SHIP)が良く知られています。

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分野②:コンピューティング(データ計算)

現在のクラウドコンピューティングサービスには、利用に膨大な金額がかかることに加えて、データが中央サーバで一元管理されているので、ハッキングや顧客データ流出のリスクがあります。

ブロックチェーンに基づく分散コンピューティングのモデルでは、ネットワーク上のユーザがコンピューティングパワー(計算力)を貸し出すことで、トークンを得ることができます。科学計算や人工知能(AI)などの領域では多くのコンピューティングパワーを必要とするので、需要は大きいです。

この分野におけるプロジェクトとしては、Golem(GNT)が筆頭です。また、SONM(SNM)も人気があります。Golemは、β版をリリースしたばかりで、挙動を試せるので興味のある方は、利用してみると良いでしょう。

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分野③:予測市場(Prediction Markets)

予測市場はブロックチェーンに基づく賭け(ギャンブル)のプラットフォームです。ユーザは、スポーツの勝敗などの予測を行います。予測市場サービスでは、AIや機械学習モデルを利用してオッズやベッティングのパラメータ(変数)を提供します。

Auger(REP)は、とても有名な予測市場プロジェクトの1つであり、まもなくメインネットがローンチされます。投資対象としては魅力的ですので、プロジェクトの詳細をチェックしてみることをオススメします。

分野④:通貨(マネー/カレンシー)

勿論、通貨分野における王様はビットコイン(BTC)です。市場占有率は依然として高く、仮想通貨の代表格ですが、通貨としての利用価値は現在のところあまり高くありません。その理由の1つがスケーラビリティ問題です。これは、取引量の増加による取引速度の遅延と手数料の高騰を招きます。

他の選択肢として、Ripple(XRP)は銀行間の取引を迅速に行うことを可能にします。また、OmiseGo(OMG)は、ウォレット間の資金の移動を容易にします。さらに、MakerDAOのDaiのようなStablecoinは、ボラティリティの問題を解決します。

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最後にアドバイスを一言!

投資する産業が絞れてきたところで、早速ブロックチェーン投資を始めたいところだと思いますが、3点だけ新しく投資を始める人にアドバイスがあります。一言で云うと、

  • 自分の意思で投資額と銘柄を決めよう
  • ビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)への投資から始めてみよう
  • 他の資産(債券や株式など)へも投資しよう

ということです。

これらはいずれも、新しくブロックチェーン投資を始める人が手痛い損失を被らないためのリスク対策です。ブロックチェーン市場は短期的に見ると非常にリスキーであり、その危険性を知ることが肝心です。

なお、お決まりの文句ですが、投資は自己判断でお願いします。

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参考
bitrates