2021年上半期のブロックチェーンや仮想通貨への投資が前年の2倍以上に

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「2021年上半期のブロックチェーンや仮想通貨への投資が2倍以上」KPMGが発表

コンサルティング会社のKPMGは8月10日、フィンテックに関する投資額に関するレポートを発表した。この中でKPMGは、仮想通貨やブロックチェーンに関する投資額が2021年の上半期だけで、2020年通年の2倍以上になったことを明らかにしている。

仮想通貨やブロックチェーンに対する投資額は約9,600億円

これまでのブロックチェーンおよび仮想通貨に対する投資額は、2018年が72億ドル(約7,900億円)、2019年に50億ドル(約5,500億円)、2020年に43億ドル(約4,700億円)だった。これらに対し2021年上半期の投資額は、87億ドル(約9,600億円)だった。

なおKPMGは、仮想通貨やブロックチェーンに関する2021年下半期の注目点として、仮想通貨業界の成熟化の継続、仮想通貨とブロックチェーン技術利用の分離強化、規制の枠組み強化、NFTなどの分野に特化した取引所の進化を挙げている。

また、仮想通貨やブロックチェーン分野だけではなく、サイバーセキュリティ分野に対する投資額も増加している。これまでのサイバーセキュリティに対する投資額は、2018年が5億ドル(約550億円)、2019年に9億ドル(約990億円)、2020年22億ドル(約2,400億円)だった。これらに対し、2021年上半期にはすでい37億ドル(約4,100億円)が投資されている。

KPMGは、サイバーセキュリティ分野の21年下半期の注目点として、サイバーセキュリティのための機械学習と自動化に焦点を当てたM&Aと投資の強化、ランサムウェア攻撃の管理と対応に焦点を当てた強化、デジタル顧客の行動分析と不正識別への投資の増加を挙げた。

今年残りの期間は、仮想通貨は非常に人気に

KPMGインターナショナルフィンテック部門のアントン・ラドンクラウ(Anton Ruddenklau)グローバル共同リーダーは、「仮想通貨とブロックチェーンは世界的に普及している。中国で実施されているeCNY(デジタル人民元)プロジェクト、フェイスブックのディエム(Diem)、多くのエコシステムの取り組み、そして言うまでもなくさまざまな取引プラットフォームが資金調達を行っている。デジタル通貨や仮想資産は、非常に大きな話題となっている。少なくとも今年の残りの期間は、投資家にとって仮想通貨は非常に人気になると思う」と語っている。

参考
Pulse of Fintech 2021-Global

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文:かにたま

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コインチョイス編集部
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