IoT(Internet of Things)がブロックチェーンを必要とする2つの理由とは!?

1538

IoT(Internet of Things)がブロックチェーンを必要とする2つの理由とは!?

五月雨まくら(@samidare_makura)です。

IoT(Internet of Things)とブロックチェーン技術は、どちらも最新技術であり、世界中で活発に議論や開発が行われています。近頃は、新しくICOを行うプロジェクトも、IoTとの連携を強調したモノが増えているように思います。本記事では、両者がどのように補完・協働するのかについて、考察したいと思います。

IoT (Internet of Things)とブロックチェーン技術の概要と相性

IoT(Internet of Things)は、物理的なデバイスあるいはオブジェクトに、電子回路やセンサー及びネットワーク接続を組み込み、自律的にデータを収集・交換することを可能にしたネットワークの総称です。IoTは、物理世界と電子世界を直接的に統合して制御することができるため、効率的で正確な運用が可能になります。

IoTが最も活用されている地域は、アジア(Asia)と云われています。ただ、世界的にIoTの需要は高まり、インターネットに接続される機器は増加傾向にありますので、IoT市場はとても活発な様相を呈しています。しかし、IoTに問題がない訳ではありません。もしかしたら、ブロックチェーンの技術がIoTの問題に対する解決策となるかもしれない・・・?

ブロックチェーンは、分散型の電子元帳であり、仲介人を必要とせず、当事者同士で取引を直接行えるようにする技術です。取引データは暗号化され、記録されるので、変更をすることはできません。すでに、ブロックチェーンを用いるユースケースは数々生まれているため、IoTにもポジティブな影響を与える可能性は十分にあります。それは例えば、セキュリティやコスト削減、自動化など、さまざまな理由が考えられます。

ブロックチェーンによるIoTのセキュリティ強化

IoTはインターネットに接続されたデバイスで構成されているため、ハッキングやサイバー攻撃に対して脆弱性を持ちます。スマートデバイスが日夜開発されるにつれ、リスクは加速し続けています。それらは、スマートフォンやラップトップだけではなく、「smart light bulbs」 や「thermostats」に対しても同様です。

今日使用されている「Things」は800万を超えており、その数は増加し続けるでしょう。つまり、セキュリティに関する本質的な問題をどうにかして解決しなくてはなりません。

ブロックチェーンはこのようなニーズに最適です。ブロックチェーンの「取引を記録」「情報を分散管理」「変更・削除不可」という特性を利用すれば、IoTへの攻撃に対する実行可能な解決策となるでしょう。

IoTプロセスの自動化によるコスト削減

ブロックチェーンを利用することにより、IoTプロセスを自動化することができます。そのようなことを可能にする技術はスマートコントラクトと呼ばれています。それを作成すると、ブロックチェーンにより、管理、実行、維持 、が行われます。

スマートコントラクトは、人間の監視を必要とせず、P2Pコミュニケーションとトランザクション処理によって、オペレーションを完了させることができます。これには、第三者による仲介を一切必要としないため、仲介料を支払う必要なく、コストを削減することができます。

IoTとブロックチェーンの補完と協働が作る未来

IoTはこれからの世界に大きな影響を与えることは間違いありません。ただ、企業や団体がデータの収集と管理を効果的に行うためには、いくつか対処するべき問題があります。本記事はその解決策として、ブロックチェーン技術がどのようにIoTの抱える問題点を解決し得るのかについて考察しました。

ブロックチェーンを用いることで、セキュリティ強化とコスト削減を図ることができます。両者がお互いを補完しつつ協働することで、新たな可能性が開けるのではないでしょうか。

参考:e27