大手企業の時価総額を超えたドージコイン(DOGE)、アメリカ人の25%が投資対象として期待

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大手企業の時価総額を超えたドージコイン(DOGE)、アメリカ人の25%が投資対象として期待

オンラインギャンブル情報サイトのギャンブラーズピック(Gamblers Pick)による最新の調査において、アメリカ人の25%がドージコイン(DOGE:Dogecoin)こそ、次のビットコインになると考えているという結果が表れています。

これは暗号資産(仮想通貨)に対する総合的な教育の欠如と、ティックトック(TikTok)が投資判断ツールのように扱われていることなどが関係しているかもしれません。しかし、結果的に1,000人を対象にした今回の調査では、4人に1人がDOGEを今年の投資先に選ぶと答えています。調査結果の95%が信頼できる回答者として、その内訳は10代から20代前半が5.9%、20代半ばから30代後半が60.8%、40代から50代半ばが22.6%、それ以上の世代が10.7%になっています。

DOGEの現状と急騰の原因

DOGEは、2013年にジャクソン・パーマー(Jackson Palmer)氏がジョークとして生み出した通貨です。彼は従来の金融機関手数料がかからず、手軽で面白い決済システムを作りたかったとしています。DOGEは1分ごとに10,000DOGE(約6,000ドル:約65万4,800円)以上が発行され、マイナーの報酬となります。パーマー氏自身は2015年にDOGEプロジェクトと仮想通貨界そのものから引退してしまいましたが、コイン自体は有志によって改良が続けられています。

そして、開発が遅れているとはいえ、多くの人々がDOGEを購入しています。調査結果によるとほとんどの人はソーシャルメディアでDOGE関する情報を収集しており、全体の18%の人がテスラ(Tesla)社のCEO(最高経営責任者)イーロン・マスク(Elon Musk)氏が情報源だと答えています。

マスク氏はここ数年自身のツイッターで、繰り返しDOGEについて取り上げ、彼の末子のためにDOGEで積み立てをしていることも明かしています。その他のセレブ層においても、例えばベーシストのジーン・シモンズ(Gene Simmons)氏や、ウェブモデルのミア・カリファ(Mia Khalifa)氏なども、自身の数百万というフォロワーに対してDOGEをばらまくといった行動を起こしています。そして今や、DOGEは現在時価総額が880億ドル(約9兆6,000億円)にまで膨らみました。

また調査結果によると、マスク氏によるDOGEの後押しに賛成する人は全体の43%で、賛成と反対のどちらでもない意見を持つ人は41%となっています。

アンケート結果
出典:Beyond Bitcoin: 1 in 4 People Believe Dogecoin is the Future [Survey]

DOGEで富を得られる可能性

DOGEをどのような対象と見ているかについて、回答者の54%が真剣に富を得るためのチャンスと捉えており、残りの46%は単なる楽しみと捉えています。また多くの人が、少額投資から富を得ることを期待していて、DOGEに投資されている平均額はわずか227ドル(約24,800円)に過ぎません。確かに、5年前に投資していれば、現在は何と70万%も値上がりしているために大成功していたかもしれません。しかし、時価総額が880億ドルにもなった現在では、DOGEへの投資で大富豪になることはほほあり得ないでしょう。

現在DOGEは0.77ドル(約84円)を上回る程度で取引されており、時価総額は900億ドル(約9兆8,200億円)に届こうとしています。これはナショナル・オーストラリア銀行(the National Bank of Australia)やビールメーカーのハイネケン(Heineken)、日本の任天堂、ドイツの自動車メーカーであるBMW、インドのIT企業インフォシス(InfoSys)などを上回る規模になりました。

さらに大きな進歩も特定のユースケースもない冗談半分の仮想通貨であったにもかかわらず、世界で最も価値のある実体資産のリストでは170位にランクインしました。その一方で、今回の調査における40%の人がDOGEに投資したことを後悔しているという結果も残しています。

【参考】
Survey: 1 in 4 Americans consider Dogecoin the ‘new Bitcoin’

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