ビットコイン開発者の自宅に警察の特殊部隊、ハードフォーク対立を巡る嫌がらせか

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「匿名で嘘の通報をして私の自宅にライフルを持った警察部隊を送り込んだ卑怯な方へ、私はそんなに簡単なことで怖気づいたりしません。」

これはビットコインのサービスを提供する企業BitGOのエンジニア、Jameson Loop氏が10月16日にツイートした内容だ。

先日アメリカ、ノースカロライナ州にある彼の自宅に武装した警察の特殊部隊を向かわせるというインターネット上の嫌がらせがあったようだ。

ビットコインの対立が原因?

犯人の意図は不明ではあるものの、Jameson氏はツイッターなどのソーシャルメディアでビットコインに関して活発に意見を発信しており、彼に反対する何者かが嫌がらせに及んだのではないかとの見方がある。

ビットコインは世界中のデベロッパーたちによって開発が進められているが、今後どのように問題を解決していくかを決めていく上で、ビットコインがどうあるべきかという思想にまで議論が及んでいる。

意見の違いから8月にビットコインのブロックチェーンは2つに分岐し、ビットコインとビットコイン・キャッシュという2つのコインに分裂した。10月25日、11月半ばにもさらに分裂の可能性が懸念されている。特に11月のフォークについては焦点となるスケーリング問題と関連性が高い。

Jameson氏は事件2日後の10月18日に以下のようにツイートしており、開発作業を再開し分裂した際の安全対策のコードを書いていることを示唆している。

「ばかな奴らが命を脅かしてくるけど、リプレイプロテクションのコードは誰かが書かないといけないからな。」

なお、虚偽の通報でSWAT部隊を嫌いな人の自宅に送り込むことは危険且つ迷惑で当然違法なことであるが、この行為は「スワッティング」と言われており、過去にはゲームの実況動画をしていた人物が被害に遭った事例などがある。