韓国の銀行がブロックチェーンを利用した顧客ID認証を7月よりスタート

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韓国の銀行がブロックチェーンを利用した顧客ID認証を7月よりスタート

韓国の商業銀行を代表する国内の銀行グループがブロックチェーン技術を使った顧客のID認証を2018年7月より開始する。

韓国銀行連合(KFB)、顧客ID認証にブロックチェーンを活用

韓国銀行連合(KFB/Korea Federation of Banks)は、国内の小売銀行がオンラインとモバイルバンキング両方の古い認証システムをデジタル化することができる、ブロックチェーン技術を基にした『BankSign』を正式に立ち上げることを明らかにした。

今年まで、韓国の銀行は20年前の公的銀行セキリティシステムを使うしかなく、それはとても非効率であり時代遅れであった。しかし政府は「デジタル署名法」の方針を転換させ、国内機関は公的認証制度を使用しなければならなくなった。

KFBの広報担当者によると、この取り組みについて「“BankSign”はブロックチェーン技術を利用し、国内の銀行部門が共同開発した最初のプロジェクトです」と話す。

このブロックチェーンプラットフォームは、サムスンSDSが開発した民間企業用のクラウドコンピューティング、Nexledgerが基になって構築されている。また、サムスンSDSは韓国の大企業であるサムスンの子会社である。

サムスンは約1年半かけてNexledgerブロックチェーンを開発

2017年の4月には、サムスンSDSが開発をはじめ、サムスン本社も協力した生体認証システムの『Nexsign』がリリースされており、ユーザーが単一のID認証で多くのサービスを受けられるようになった。また、このことは韓国銀行連合(KFB)のBankSignとは直接関係はないが、サムスンはすでに2016年の10月、Nexledgerブロックチェーンに関するテストを、クレジットカード会社であるサムスンカードと行っているのだ。

KFBは2017年11月に、韓国国内の銀行部門におけるブロックチェーンの研究・実装のためのメンバーを集め、コンソーシアムを設立した。そして、2018年4月には『BankSign』のベータテストは始まっていたという。

KFBはさらに、BankSignが公式リリース(7月開始予定)を行った数週間後に、政府とその他の公的な機関で使えるような新しいアプリケーション(認証サービスなど)が導入されるようになっていくだろうと話している。

(翻訳者:RAVA)

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参考:CCN

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