Kyber Network(カイバーネットワーク)が取り組む「バックエンドとしてのDEX」の重要性

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KyberNetworkが取り組む「バックエンドとしてのDEX」の重要性

先日、KyberNetworkのイベントが開催されました。
KyberNetworkは、シンガポールを拠点とするDEX(分散型取引所)プロジェクトです。

関連:分散型取引所(DEX)とは?国内の仮想通貨取引所との違いを解説

Kyber Network(カイバーネットワーク)イベント開催概要

今年の2月にメインネットでローンチをして、すでにプロダクトが稼働しています。

KyberNetwork公式出典:https://kyber.network/

先日、KyberNetwork 2.0と称し、同プロジェクトの今後の展望などを語るイベントが開催されました。

内容は以下の動画で確認できます。(Youtubeサイトでのみ閲覧できます)

発表された内容は、リブランディング、スケーラビリティソリューション、将来的なクロスチェーンスワップへの取り組みなど多くありましたが、ここでは同プロジェクトが目指す「バックエンドとしてのDEX」に触れます。

発表された内容の一つとして、KyberNetworkの提供するKyberGOというフレームワーク上で、第一弾のICOとして、モバイルウォレットのTrustがICOをするとしています。

KyberGOのフレームワークは、このICOに参加をする際に、KyberNetworkで取引可能なERC20トークンであれば。どのようなトークンでも取引できるような仕組みを提供します。

通常、ICOへの投資の受付は、ETH(イーサリアム)のみが基本ですが、この場合、ユーザー側は、KNC(カイバーネットワーク)でも、ZRX(ゼロエックス)でも、GNT(ゴーレム)でも多様なトークンで投資をできます。そして、KyberNetworkのDEXをバックエンドで用いて裏でスワップをし、プロジェクト側はETHを受け取れるという仕組みです。

一連の取引はおおよそのサードパーティーリスクは排除されて実行されます。

Kybernetworkは、DEX単体として捉えるより、アプリ等のバックエンドで交換機能を提供しているのは面白く、ICOは一例にすぎません。

Dappsの経済圏で起こる多くの問題点

今後、Dappsの経済圏で起こる問題は、so many token problemです。

多くのアプリケーションレイヤーのプロジェクトがトークンを発行しており、それはユティリーティートークンとして構想されていることが多くあります。つまり、あるアプリを使うのに、対応トークンを取引所に買いにいってウォレットに引き出す必要があるということで、これは致命的にUI/UXを破壊していると言えます。

これでは、あるハンバーガーショップに行くのに、ハンバーガーショップのチケットを用意しなければならなく、イタリアン料理店に行くのならばイタリアン料理店のチケットを用意しなくてはならないというようなものです。この問題は大きく、バックエンドで意識させないでスワップさせるフレームは不可欠だと言えます。

これはアプリケーションの使用料としてのトークンをシームレスにするような動きは、他のプロジェクトでも散見されます。例えば、0xはリレイヤーの取引で、ウィジェットで裏でスワップさせ、ZRXの手数料使用を意識させないでUXをデザインする構想をしています。

トークンの支払いは必然的にこうなるはずでし、ここが整備されない限り、Dappsのユーザーは絶対拡大しないといえるでしょう。

Airswapは大口のP2P取引用プロトコル、Kybernetworkはどんなトークンでも支払えるペイメントプロセッサ的なバックエンドも作るというそれぞれん方向性が見えてきて、DEXと一括りにしてもだいぶ色変わってきたという印象です。

今後の普及が期待されます。

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