KyberNetworkに迫る!次世代分散型取引システムとは!?

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暗号通貨において、ここ1年の価格や時価総額の推移をみると、徐々に一般層の投資家も参入してきているように思います。国内外問わず、取引所や暗号通貨関連サービスも日々増えてきており、それだけ暗号通貨の市場が拡大しているということでしょう。大手企業も次々と暗号通貨業界に参入の意を示しています。

では、暗号通貨を手に入れるにはどんな方法があるのでしょうか?

暗号通貨を手に入れるには3つの方法があります。1つ目は、暗号通貨を「持っている人から貰う」です。2つ目は、「取引所で交換する」です。そして3つ目は、「マイニング(検証作業)でも報酬」となります。

持っている人から貰うのはごく少数であり、また、マイニングでの報酬については、それなりの知識が必要となります。基本的には取引所で交換することが一般的であるように思います。

暗号通貨では現在Bitcoinの市場シェアがもっとも大きく、ドルや円などの法定通貨とBitcoinを交換する形で、手に入れることができます。Altcoin(Bitcoin以外の暗号通貨のこと)については、持っているBitcoinとの交換で手に入れることが大半です。

取引所は基本的に大きく2つに分けられる

みなさんが普段利用している取引所ですが、カテゴリを2つに分類することができます。1つ目は、企業が管理運営された取引所。もう1つは分散型取引所です。

おそらく9割の人は企業が運営する取引所を利用しているかと思います。残り1割が分散型取引所です。メインで利用している人は少ないように思います。分散型取引所とは、管理者がいなくてもブロックチェーン技術、P2P技術を利用して取引を行えるものを言います。

分散型取引所はDEX(Decentralized EXchange、デックス)と呼ばれることもあります。

管理された取引所と分散型取引所にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

簡単に表にまとめてみました。

暗号通貨においてトラストレスとは、第三者への信用を必要とせず、ブロックチェーン技術を信用することの意である。

この表をみると、管理された取引所では、ある程度の流動性を確保できるため、取引所として機能を働かせることができるが、あくまで管理している企業や団体を信頼する形で成り立っていることがわかる。

反対に分散型取引所(DEX)では、信頼を管理者ではなく、技術に置いているため、管理者の独断での不正のリスクを低減することができる。分散型取引所の方が、信頼という形においては優れているように感じるが、一方で通貨の流動性が少ないことが欠点でもある。

kyberNetworkは、今までとは違った分散型取引所の形を目指しており、両者のいいところをとった次世代の取引所となるかもしれない。

それでは、実際にKyberNetworkに迫ってみようと思います

KyberNetworkはクロスチェーンを用いた次世代分散型取引システムと言えます。2017年9月にICOを終えたKyberNetworkですが、公式サイト及びホワイトペーパーを読み解いてみると、これからの暗号通貨界隈に必要である仕組みが盛り込まれていることがわかります。

2009年のBitcoin誕生から現在に到るまで、暗号通貨の種類は増え続けています。また取引も格段に増えています。これは今後も増えていくでしょう。

暗号通貨の種類が増えることと、取引が増えることは、それだけ技術を信頼する人が増えてきているということですが、と取引所やトランザクションに置いても大きな負荷となり、現在も課題が残されています。

そこで、クロスチェーンの仕組みが注目されており、この技術を利用することで、本来交わることのない、異なったブロックチェーン間で暗号通貨の交換が可能となります。KeberNetworkではこのクロスチェーン技術を利用した分散型取引システムを提供します。

どんな利点があるのか

1.信頼性と安全性
KyberNetworkはユーザーのトークンを保有しないため、ユーザーのトークンを盗難のリスクから防ぐことができます。

2.インスタントトレード
ユーザーは通貨をデポジットする必要もなく、送金した1つのトランザクションで交換することが可能となります。

3.オンチェーンの交換
交換はチェーン上で行われるため、第三者の信用なしに直接取引することが可能となります。

ロードマップによると、2018年にはkyberNetworkのメインネットが立ち上がり、順次取引ペア通貨を追加していくようです。そして2019年には、クロスチェーンの本格導入という流れとなっています。

トラストレスという思想の元、どこまでその意を唱えられるかが技術者の間で議論され進んでいる暗号通貨ですが、このトラストレスという前提をいかに受け入れやすい形で表現できるかが、今後の肝になっていくように思います。

一般に受け入れられるインターフェースの簡易性や単純性も求めらてきているように感じます。次世代の分散型取引システムは、技術だけでなく、このインターフェースにおいても期待したいところです。

参考:KyberNetwork公式サイト(https://kyber.network/