ビットコインは今年の8 月に「ビットコイン」と「ビットコインキャッシュ」の2つに分裂したばかりですが、「ビットコイン」側のブロックチェーンが11月にもう一度二つに分かれようとしています。

ニューヨーク合意(NYA)とは?

業界内でなかなか意見がまとまらないスケーリング問題を巡って、今年5月にニューヨークである解決案に賛同する取引所や関連事業者がサインをしました。これがNYA(ニューヨークアグリーメント)と呼ばれており、その内容はおおまかに以下のようなものです。

ポイント1:Segwitという技術をすぐに実装できるようにサポートする
ポイント2:その後ビットコインのブロックのサイズを1MBから2MBに大きくする

8月の分裂後、無事Segwitがアクティベートされました。

ブロックサイズを2倍にする(2X)が次のハードフォークなのですが、ビットコインのコア開発者をはじめとして、Segwitのみを望んでおり2Xは今必要ではないと考える人々や企業がいるのに加え、NYAで合意に至ったはずの企業の中にも現状を見て意見を変えている所もあるようです。

NYAにサインした企業の一覧とその後の発表

以下は合意に至ったと発表された企業の一覧です。最近改めて彼らのスタンスが確認できたものにはコメントを付けています。(アルファベット順)

1Hash (China)
Abra (United States)
ANX (Hong Kong)
Bitangel.com /Chandler Guo (China)
BitClub Network (Hong Kong)
Bitcoin.com (St. Kitts & Nevis)
Bitex (Argentina)
ビットフライヤー (Japan)
Bitfury (United States)
Bitmain (China)
BitPay (United States) 支持
BitPesa (Kenya)
BitOasis (United Arab Emirates)
Bitso (Mexico)
Bitwala (Germany) コア開発者の支持が無いと厳しい
Bixin.com (China)
Blockchain (UK)
Bloq (United States) Jeff Garzik氏が所属
btc.com (China)
BTCC (China)
BTC.TOP (China)
BTER.com (China)
Circle (United States)
Civic (United States)
Coinbase (United States) ユーザーが2Xコインにアクセスできるよう対応
Coins.ph (Phillipines)
CryptoFacilities (UK) リプレイプロテクションが無ければ不支持
Decentral (Canada)
Digital Currency Group (United States)
F2Pool (China) 7月までは支持していた。
Filament (United States)
Gavin Andresen (United States)
Genesis Global Trading (United States)
Genesis Mining (Hong Kong)
GoCoin (Isle of Man)
Grayscale Investments (United States)
Guy Corem (Israel)
Jaxx (Canada)
Korbit (South Korea)
Luno (Singapore)
MONI (Finland)
Netki (United States)
OB1 (United States)
Purse (United States)
Ripio (Argentina)
Safello (Sweden)
SFOX (United States)
ShapeShift (Switzerland)
surBTC (Chile) 不支持
Unocoin (India)
Vaultoro (Germany) リプレイプロテクションが無ければ不支持
Veem (United States)
ViaBTC (China)  プールでは両チェーンをサポート
Wayniloans (Argentina) 不支持
Xapo (United States) ハッシュレートの多い方を支持
Yours (United States)

その他のビットコイン企業

HitBTC・・・B2X取り扱い

10月後半から11月にかけては不安な状況になるかもしれませんが、新しい情報があればアップデートしていきたいと思います。