ライトコイン(Litecoin・LTC)の決済アプリ「LitePay」終了で財団が謝罪へ

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ライトコイン(Litecoin・LTC)の決済アプリ「LitePay」終了で財団が謝罪へ

ライトコイン決済アプリ「LitePay」が先日、突然サービスを停止するという事態になった。ライトコイン財団(Litecoin Foundation)は、3月26日(月)にこのことを同社のウェブサイト上の記事で発表した。

LitePayは、「仮想通貨ウォレット」と「LitePayデビットカード」をユーザーに提供し、ライトコイン(LTC)を米ドルに即換金ができるシステムとしてこれまで宣伝してきた。それが公表されたのは2017年の12月であり、今年の2月に発売される予定であった。米政府公式サイトOpenGovUSのデータによると、LitePayは2月1日にはサービスを開始していたそうだ。

関連ベンチャー企業は、ライトコイン財団から高い評価を得ていた。12月のTwitterのページに「ついにLitePay. US.が制作されることになった。なんと素晴らしいことだ」という書き込みがあったほどだ。

しかし、Twitterの書き込みによると、LitePayは、2月26日の時点で、ようやくサービスを開始したばかりだったそうだ。

アメリカのソーシャルニュースサイトRedditの質問掲示板(AMA)でのメッセージは3月中旬で止まっており、LitePay公式ウェブサイト記載のメールアカウントは既に使われておらず、記事のコメントを書いても返信が来ないという始末であった。

ライトコイン財団は、仮想通貨ライトコインの開発を監督する立場なのだが、ウェブ掲示板で、「私たちがLitepayビジネス最高責任者(CEO)Kenneth Asare氏と最後に接触したのは、3月16日のAMAでの書き込みの後ことです。それはLitePay社の『不透明性』を懸念してのことでした。」と述べていた。Asare氏が、LitePayのサービスを停止させ、同社を売却することを公言したのはこの時である。

財団の掲示板にはさらに次のような説明もされていた。

「この時、Kenneth氏は財団に事業継続のための資金を求めましたが、私たちはこれを拒否しました。なぜなら、彼はその資金をどこに充てるのかを明確に示すことができず、さらに会社に関する詳細情報や彼の発言の正当性を示す具体的な根拠を話さなかったからです」

財団とライトコイン創設者であるCharlie Lee氏は、このプロジェクトを支持したことを後悔している。

「他の皆と同じように、私たちはいささか過度の興奮状態にあり、今回の事業が成功するものだと楽観視するあまり、その影に潜む落とし穴を見落としていたようです。」と語っている。また、Twitterで次のように語った。「この事業に熱を込め過ぎていたことに関して非常に後悔しております。今回の結果を真摯に受け止め、今後のサービス向上に努めていきます。」

また、ライトコイン財団は今回の件に関して掲示板で次のようにも述べた

「今回の件に関して、このような形になってしまったことを誠に申し訳なく存じます。今回の問題を早期発見できなかったことは、私たちの勤務体制が不十分であったことが原因であり、そのことに関して深くお詫び申し上げます。このようなことが二度と起こらぬよう、今後の勤務体制の改善に努めていきます。」

しかし、ライトコイン財団は今回の件を受けつつも仮想通貨ライトコインの未来を信じている。「LitePayの一件が起こるまでは、ライトコインは正常に運用されていました。そして、これからもそうあることを信じています」

参考:CoinDesk