ライトコイン(LTC)が日常利用に向けて一歩前進、TenXと提携しデビットカード作成へ

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ライトコイン(LTC)が日常利用に向けて一歩前進、TenXと提携しデビットカード作成へ

2018年3月26日、ライトコイン(LTC/Litecoin)ユーザーを落胆させる出来事が起こった。
それが決済アプリ「Litepay (ライトペイ)」の運用終了である。

ライトコイン(LTC)決済アプリ「LitePay」の終了発表

Litepay(ライトペイ)とは、ライトコイン(LTC)を利用したデビットカードとして構想が練られていた。ライトコイン(LTC)のプログラムの元となっているビットコイン(BTC)でも、すでにビットコインウォレットに対応するデビットカード自体は作られている。だが、ビットコイン(BTC)の10分という取引時間は現実社会での使用に耐えていけるのかという点で問題がある。

その点、ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)を改善するべく生まれた、ビットコイン2.0ともいえる仮想通貨で、多くの点でビットコインを上回っている。当初から2.5分という約4倍も速い取引速度を誇り、またビットコインよりも早くトランザクション問題解決に有用とされるSegwitを実装することに成功した通貨である。

ライトコイン(LTC)はこのような好材料を持っており、そのためLitepay構想は高い期待を集めたのである。だが、それが実現することはなかった。なんと、プロジェクト進行中にライトコイン財団が「Litepay」のサービス停止を発表したのだ。

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突然の発表は多くのユーザーは落胆したことだろう。しかし先日、そんなユーザーたちを救うある発表がLitecoin財団からもたらされた。

LitecoinがTenXと提携、デビットカード作成に取り組むことを発表

ライトコイン(LTC/Litecoin)の開発者であるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏が、Twitter上でスタートアップTenXとの提携を発表。それに伴い、Litecoin名義のデビットカード作成に取り組んでいくことを明らかにした。

TenXはすでにビットコインやイーサリアムに対応したデビットカードは開発済みだ。Litecoinとの提携が発表されてすぐにTenXは自社ブログ内で、すでにあるシステムにライトコイン(LTC)を加えたことを発表した。TenXがすでに発行しているデビットカードであれば、ライトコイン(LTC)は使用可能となる。LitePay計画のとん挫から一転、大きな躍進といえるだろう。

TenX(テンエックス)は現実世界で異なる仮想通貨同士の決済実現を目指す

今回Litecoinが提携を結ぶに至った「TenX」、そして彼らが提供するデビットカードはそもそもどのようなものなのだろうか?

TenXはシンガポールに拠点を置くスタートアップ企業だ。昨年行ったICOにて70億円近い資金を集めたことで一躍話題を集めた。彼らの構想はシンプルで、複数の仮想通貨を現実世界で利用できるようにすることである。そのため彼らはこれまでATM、実際の銀行、デビットカードなどに適用するための技術を開発してきた。

TenXは完全に仮想通貨のウォレットと紐づけられている。つまり、いちいち法定通貨を仮想通貨に交換するという作業は必要ない。そして独自のクロスチェーン決済ネットワークCOMITを利用することにより、異なる仮想通貨の利用、またボラティリティの高い仮想通貨相場に左右されない取引の実現をうたっている。

こうした技術力の高さから注目されてきたTenXだが、技術面以外に大きな問題を抱えていた。現在大手金融機関が続々と仮想通貨事業への参入を表明している。その中には既存の大手クレジット決済サービスであるマスターカードも含まれている。こうした大手が参入してきた場合に彼らが有用性を保つことができない可能性があったのだ。

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この問題の解決を考えるうえで、現在(記事執筆時点)時価総額5位につける大手Litecoinと提携を結ぶことができることは渡りに船といえるものだっただろう。また、Litecoin側からしても既にデビットカード自体は実現しているということで、Litepayのような不安を抱える心配はない。

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ライトコイン(LTC)はデビットカード実現で日常利用を目指す

Litecoinはチャーリー・リー氏による「ビットコインが金ならライトコインは銀を目指す」という発言にあらわされているように、日常での利用を目指している。仮想通貨は実際に利用されてこそ、本質的な価値を発揮することができると言える。

この点でいえば、Litecoinはいわばインフレ、投機目的の利用を抜け出た状況ではない。こうした点を考えると今回のデビットカード構想が実現すれば、ライトコイン(LTC/Litecoin)は大きな一歩を踏み出すことになるだろう。

参考
CRYPTONEWS
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