仮想通貨で学費や罰金まで?オーストラリアで決済受付

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オーストラリアのブリスベンを拠点に活動するLiving Room of Satoshi (サトシのリビングルーム)という一風変わった名前のFIntechスタートアップはオーストラリアで広く使われている電子支払いサービスBpayのプラットフォームでビットコインを使えるようにするサービスを提供している。家庭でのインターネット通信費や光熱費、学費やクレジットカードの支払いなどもビットコインで行うことが可能だ。

同社は5月8日、2014年のサービス開始以来ビットコインで処理した支払が500万豪ドル(約4億円)分を超えたと発表した。CEOを務めるDaniel Alexiuc氏は当時ビットコインを使えるシーンがなかったため、2014年にべンチャーを立ち上げた。

彼は「世界で最初の国際的で分散型、そしてピアツーピアの通貨であるビットコインはオーストラリアでの決済に非常に適している。」例えばオーストラリアに留学中の子供がいる親でもビットコインを持っていれば簡単に学費の支払いや仕送りができると述べている。

同社ウェブサイトではどのような用途にどのくらいの金額分使われたかのデータがみられるようになっており、それによると、クレジットカードの支払い、通話料/インターネット料金、ガス/電気、家賃、ショッピング等が続いている。中には退職積立金や罰金、ローンの支払いなどもあるようだ。

また、ビットコイン以外の仮想通貨で支払う選択肢もあり、イーサリアム、Dash、Monero、Litecoin、ETCが利用可能だ。88%がビットコインで、それに費えでDashが5%、イーサリアムが4%と続いている。

Alexiuc氏はプレスリリースの中でビットコインは他の通貨や特定の業界や政府に影響されない資産として注目を集めており、ヘッジファンドマネージャーや個人が資産の分散管理を行うために需要が高まっていると述べている。

なお社名の由来についてはビットコインを発明した謎の人物(またはグループ)であるサトシ・ナカモトからつけたものだ。

サトシの正体は未だ明かされていないが、サトシが請求書の支払いをするときは、自宅のリビングルームでリラックスしながら支払うのでは想像し、Living Room of Satoshiにしたと同社のウェブサイトで紹介されている。

参照:プレスリリース