株価が一時32%上昇、ナスダック上場企業Marathonがビットコインマイニング事業を開始

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株価が32%上昇!ナスダック上場企業Marathonがビットコインマイニング事業を開始

従来の株式投資家にとって間接的にビットコインに接することのできる場がまた1つ増えた。以前は特許管理業務を行っていたナスダック上場企業MarathonがASIC(特定用途向け集積回路)によるマイニングに焦点を変更し、本日ビットコインの採掘を開始した。

マラソン・パテント・グループがマイニング事業に参入

3月13日、Marathon Patent Group Inc.(以下:マラソン)は、カナダのケベック州に位置する新しい施設においてビットコインのマイニングを開始したと発表した。投資家たちはこの動きを高く評価し、この日の市場が開いた数時間後に同社の株価は32%上昇した。

▼Marathon Patent Group Inc(NASDAQ:MARA)
Marathon Patent Group Inc.(NASDAQ:MARA)株価32%上昇出典:Google

マラソンは1,400台のAntminer S9(マイニングマシン)をBitmain(マイニングハードウェアの開発・販売企業)から購入し、ケベック州に26,700平方フィート(約2480平方メートル)のデータセンター用の敷地を賃借したことを明らかにした。この発掘業務は2.0MW(メガワット)の電力を使用し、約19Ph/s(ペタハッシュ毎秒)のASICマイニング能力を持つようになると予測されている。

マラソンはさらに3.9MWの電力を追加する予定だ。この施設が完成すると、必要に応じて最大2,800台のAntminer S9を施設内に収容することができる。

マラソンは投資家に対して、Antminer S9は現在ビットコイン(BTC)のマイニングに使用していると説明した。これらのマイナーは、必要に応じてビットコインキャッシュ(BCH)のようなSHA-256アルゴリズム(ビットコインのブロックチェーンで使われるハッシュ関数)を利用するその他のデジタル資産および仮想通貨の採掘に切り替えることも可能だ。

特許の発掘からビットコインの採掘へ

マラソンは以前、大企業や小企業、大学、そしてその他の特許件所有者などから知的財産権を購入および管理し、特許のライセンシングと商業化を行う企業だった。現在、同社は専用のコンピュータ設備を利用したデジタル資産のマイニングに焦点を当てており、新しいデジタル資産の採掘に事業を拡大する計画だと言われている。

マラソンのCEO兼取締役会長を務めるMerrick Okamoto氏は、「本日の発表はマラソンにとってのマイルストーンとなる。私は株主の方々、この日を現実にさせるために一生懸命働いたすべての人に感謝したい。」と語った。

カナダのケベック州は水力発電による安価な電力と寒冷な気候のため、世界中のビットコインマイナー達にとって魅力的な地域である。

参考:Bitcoin.com