(マスターノードバンクホームページより)
9月6日、株式会社イーサセキュリティからマスターノードバンクというサービスが開始された。
このサービスでは自分の持っているNEMの通貨、XEMを預けて利子がもらえる銀行のようなサービスとなっている。
6か月預けると1.5%、1年預けると2%の利子付きで送信元のアドレスにXEMが戻ってくる。
預けたXEMはどうやって運用されるのか?
ビットコインはマイニングというプルーフ・オブ・ワークが採用されているが、仮想通貨NEMではPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)という合意アルゴリズムで取引の承認作業が行われている。
その中で重要な役割を担うのがノードだ。ノードは取引の検証をするのだが、その中でもスーパーノードは全ブロックチェーンのデータを保持して取引の検証を行っている。
スーパーノードを構築するには3,000,000XEM以上を保有していることやシステム面で一定の性能を備えていることが求められる。
このサービスでは、ユーザーから預かったXEMを使ってスーパーノードを構築・運用し、ビットコインでいうマイニングの報酬にあたる「ハーベスト報酬・ス―パーノード報酬」を受け取る為の原資にする。
実際にやってみた
あまり手持ちのXEMがないのだが、少しだけ試しに預けてみた。まずはマスターノードのサイトからアカウントを作成。送り先の情報が出てくる
大体XEMの価格が30円なので250XEMで7500円。預けるのも恐縮なくらい少額だが、とにかくやってみたい。
この時いくつか注意点があるようだ。
注意点1:取引所から直接送らない
注意点2:メッセージを一緒に送る
注意点3:ウォレットの残高を0にしない
NEMのウォレットは残高がゼロになるとロックされてしまう可能性があるようだ。
なお、いつものことだが仮想通貨は自己責任、投資は必ず余剰資金で行うこと。1年間や6か月の間にどのような価格変動があるかは分からない点は覚えておきたい。
後は6か月後にXEMが戻ってくるのを待つのみ。その時にも結果をレポートしてみたい。
https://app.masternodebank.com/