ICOはやらない。Mimblewimbleのプロジェクトが募金を開始

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魔法の呪文、Mimblewimble

ハリーポッターに出てくる魔法の呪文Mimblewimble (読み方はミンブルウィンブル、日本語ではむにゃむにゃ)と名前が付けられた技術がある。

これはビットコインのスケーラビリティと匿名性の問題を解決するために提案されたもので、ヴォルデモートを名乗る人物によって提案されたものだ。

2016年のミラノで行われたビットコインの開発イベント「スケーリングビットコイン」でも取り上げられ、注目を集めてきた。

Mimblewimbleはこれまでサイドチェーンなどを通じてビットコイン上で使うことが当初想定されていたが、今回Minblewimbleを実装した新しいブロックチェーンの実現に向けて動く開発者グループGrinがコミュニティからの資金集めをスタートした。

今回調達するのはフルタイム開発者のための給与等に充てられるもので、目標金額は約400万円分のビットコイン。アメリカで経験のある開発者の給与水準をベースに2月~4月(変更の可能性あり)の間コミットしてもらうための金額を出しているそうだ。

ICOは、やらない

このプロジェクトでは、開発者や先行投資者の利益を目的としていないことを理由として以下のような方針を固めている。
・ICOは行わない
・ローンチについては事前に告知しフェアでオープンなスタートを目指す。もちろんプレマイニングは行わない
・マイニング報酬の一部が強制的に開発者の元へ行くような仕組みは入れない
・投資(将来的にプロジェクトからの金銭的な見返りが期待されるもの)は受け付けない
・Grinの意思決定に影響を及ぼすような出資は受け付けない

ICOによって出資者へのインセンティブを付けているプロジェクトが多い中で、Grinプロジェクトはあえて投資や投機目的のお金を受け取らず、純粋にこのチームを応援する人から寄付を募る方針だ。

寄付用のアドレスにはすでに目標額に近い金額が集まっており、これからの進展にも注目があつまりそうだ。


(出所:block explorer)

参照サイト
・Grin
Q2 2018 Developer Funding – Yeastplume
CoinDesk