300億円相当のビットコイン(BTC)をマネーロンダリングした男が罪認める

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300億円相当のビットコイン(BTC)をマネーロンダリングした男が罪を認める

米連邦検事局は8月18日、米オハイオ州在住のラリー・ディーン・ハーモン(Larry Dean Harmon)が仮想通貨のマネーロンダリングに関わっていたことを認めたと発表した。同氏がマネーロンダリングしたビットコイン(BTC)は、合計35万枚以上と見られている。

ダークネットで仮想通貨のマネーロンダリングサービスを運営

今回の発表によると、ハーモンは、特定のソフトウェアでのみアクセスできるダークネット上で仮想通貨のマネーロンダリングサービス「ヘリックス(Helix)」を運営していた。また複数のダークネットマーケットと提携し、2014年から2017年まで同サービスを運営していたことを認めている。ダークネット・マーケットプレイスでの違法な麻薬密売犯罪によって発生したビットコインを洗浄したという。

ヘリックスは、ビットコインの出どころや所有者を隠すように設計されている。サービス利用者は、有料でビットコインを指定された受取人に送ることができた。移動させたビットコインの枚数は合計35万枚以上、取引時の価格で3億ドル(約330億円)に相当する。

男は、司法取引の一環として、現在の価格で2億ドル(約220億円)以上の価値がある4,400枚以上のビットコイン、およびマネーロンダリングの共謀に関与したその他の押収物の没収にも同意した。

「違法なマネーロンダリング行為を阻止した」

司法省刑事局のケネス・A・ポライト・ジュニア(Kenneth A. Polite Jr.)検事補は、「ハーモン氏の責任を追及することで、司法省はこれらの危険な犯罪企業の違法なマネーロンダリング行為を阻止した」と話している。「司法省は、法執行機関や規制当局のパートナーと協力して、不正な手段で金銭的利益を得ようとする者や、ダークネットを利用して犯罪行為を助長したり隠蔽したりする者を特定し、阻止するための活動を継続する」とコメントした。

コロンビア特別区のチャニング・D・フィリップス(Channing D. Phillips)連邦検事代理は、「ダークネット市場とそこでオピオイドやその他の違法薬物を販売するディーラーは、ますます大きな脅威となっている」と述べている。また同氏は、「犯罪者たちは、身元を隠し、ヘリックスのような技術を使って何百万もの売上を資金洗浄しようとするかもしれない。しかし、警察と法執行機関のパートナーは、彼らの活動に光を当て、そのような犯罪市場が依存するインフラを解体し、責任者を起訴して有罪判決を下すだろう」と語った。

参考
Ohio Resident Pleads Guilty to Operating Darknet-Based Bitcoin ‘Mixer’ That Laundered Over $300 Million

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文:かにたま

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コインチョイス編集部
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