ネム(NEM)ブロックチェーンベースの学位証明書システム開発、学歴の不正防止へ

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ネム(NEM)ブロックチェーンベースの学位証明書システム開発、学歴の不正防止へ

ブロックチェーンテクノロジーの特性により、デジタル化された文書や画像などのデータは真正性を証明することができる。マレーシアでは、偽物の証明書を取り除くため、ブロックチェーンテクノロジーを使った証明書システムを進めている。このシステムに使うブロックチェーンにネム(NEM)が選ばれたようだ。

年々増加する偽の学位証明書が社会問題に

マレーシアの教育省は、大学のコンソーシアムと共同で、大学学位の発行および検証のための「e-Scroll」と呼ばれるブロックチェーンベースのシステムを立ち上げた。学位証明書による詐欺や不正、そしてインターネットを通して簡単に入手できることが増えており、これらの対策として「e-Scroll」の立ち上げに至った。

BBCラジオ4の調査によると、偽造の証明書の取得は2013~2014年に3,000件以上もあるという。また、偽のニクソン大学から3,600ドル(約40万円)で学位を取得できたとみられている。2015年には、215,000件以上も偽の証明書が取得されているそうだ。取得した証明書を悪用しコンサルタント、病院、看護師などさまざまな仕事のために使用している。

これは、いかに学位によって仕事や人生の多くが決まることを意味していると同時に、その証明書の信頼性に課題が見えてきているとも言える。これは年々と深刻となってきており、大きな社会問題となりつつある。

対策としてネム(NEM)ブロックチェーン技術が抜擢

この問題の対策としてブロックチェーンテクノロジーは、とても有用的なのではないだろうか。

マレーシア教育省が進めているブロックチェーンベースのシステムは、証明書の出所を証明しながら効率を改善できるとしている。現在、マレーシアの大学生は卒業生ということを検証するために、電話や電子メールで非効率なプロセスを経ている。今回、開発が進められている学位証明書システムでは、証明書データをネム(NEM)のブロックチェーンに保存し、学位証明書に印刷されたQRコードがスキャンされると数秒以内にオンラインで確認できるように進めている。

このプロジェクトの第一ステップでは、11月10日に卒業した学生の学位証明書をシステムに記録していくとしている。このシステムは、ネム(NEM)以外のブロックチェーンでも構築することが可能だが、トレーサビリティと認証要件の管理に独自の機能があるためネム(NEM)を選んだとしている。

ネム(NEM)独自の機能により、新たなサービス構築へ

ネム(NEM)には、アポスティーユ機能(データの公証監査する機能)がすでに備わっており、この機能を利用し証明書のシステムを構築することが可能。入口と出口を証明書に使いやすい形でデザイン、また必要な機能を追加することで簡単にブロックチェーンベースの証明書システムを構築できる。この機能を使った他のサービス開発にも期待したい。

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参考:New Straits Times

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