ハーベスティングでXEMが増える!?NEM独自の報酬システムとは?

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NEMコインイメージ

暗号通貨、特にブロックチェーンなどの仕組みを用いた分散型の通貨においては、単一の管理者を置かずして、通貨の送金ネットワークシステムを維持する必要があります。そのためには、世界中のたくさんのコンピュータがネットワーク維持のために参加する必要があります。

ビットコイン(Bitcoin)をはじめとする暗号通貨では、これらのコンピュータに決められた報酬を与える仕組があり、マイニングと呼びます。ネットワーク維持の報酬として、ビットコインが貰える仕組みです。NEMでは、ビットコインとは違う独自の報酬システムがあります。

NEMの報酬システムとは!?

NEMの公式サイトを確認しながら説明していきたいと思います。

NEM公式サイト
https://nem.io/

NEMには報酬を貰える仕組が2つあります。1つはスーパーノードと呼ばれるプログラムです。これは、300万XEM以上保有するアカウントにおいてローカルコンピュータまたはクラウドホストサーバーの操作から24時間稼働させ、トランザクションを処理し、現時点において1日300XEM程度の報酬が貰える仕組です。もう1つはハーベスティングという方法です。今回はハーベスティングについて方法とともにまとめたいと思います。

2018年1月16日現在で、1XEM(NEM)は、150円前後なので300万XEMは、4億5,000万円程度必要です。

NEMスーパーノード条件
参考:NEMの説明書

ハーベスティングの特徴

NEMのハーベスティングは、他の暗号通貨で行うマイニングに比べ特徴的な利点があります。

  1. 特別なハードウェアは必要ありません。
  2. 余分な電気を使用しないため安価で、環境にやさしい。
  3. xemを保有している人よりも、取引するユーザーに報酬を与えます。
  4. コンピュータの電源が切れている状態でも報酬を得ることができます。

NEMの報酬システムのビジョンは、大量にコインを抱えるホルダーやコンピュータパワーに依存した鉱山事業者よりも実際に利用するユーザーに力を与え、インセンティブを支払うことも目的としています。ユーザーがコイン(XEM)の送受信をすることで、ユーザー自身の重要度がNEMネットワーク内でどれくらいに値するかを重要度スコア(POI)で計算し、報酬を貰える仕組となっています。

POIとは、Proof of Importanceの略称で、上記で紹介したNEMの説明書ではこのように説明があります。

NEMの採用しているPOIは、持っているお金だけでなく、取引をした額や、取引をした人も考慮に入れて報酬を与えています。つまりこれは、NEMネットワークを積極的に使う人が、利益を得られる仕組みになっています。この仕組みが優れているのは、富の分配の点です。NEMのネットワークに貢献した人は誰でも基軸通貨であるXEMを手に入れることができます。誰でも平等に機会を与えているのです。主な目的は、「世間一般の人」に力を与えることなのです。

そのためには、高性能なCPUなどの特別なハードウェアも必要なく、設定が終わればコンピュータの電源を切っていても報酬を貰える仕組となっています。他の暗号通貨にはない独自の評価システムが重要度スコア(POI)により、ユーザーに重きを置いた報酬システムを目指しています。

実際にハーベスティングをしてみましょう!

1)10,000xem以上を保有

nanowalletに10,000xem以上送金します。

nanowalletにてxemを受信すると、権利確定残高(vested balance)が少しずつ上昇します。上昇率は1,440ブロック毎に残高の10分の1が権利確定残高に反映されます。この権利確定残高(vested balance)の値が10,000xem以上の状態でハーベスティングをすることができます。単に10,000xemを受信し保有しても、すぐにはハーベスティングができない仕組です。権利確定残高に反映されるのを待ちましょう。不当なハーベスティング目的のアカウント乱立を防止し、NEMのネットワークを安定させるために、権利確定残高までの時間をかける仕組となっています。すぐにでもハーベスティングを始めたいのならば、多めのxemを送金しましょう。権利確定残高への反映については、下記グラフの通りとなります。(100,000xem受信した場合のグラフ)

画像参照:NEM公式テクニカルリファレンス2.1節

https://nem.io/wp-content/themes/nem/files/NEM_techRef.pdf

2)ハーベスティングのアクティベーション

nanowalletの権利残高(vested balance)が10,000xemを超えたら、ハーベスティングをアクティベーションします。nanowalletのサービスからデリゲートアカウント(委任アカウント)管理を選択しましょう。


画像参考:nanowallet

デリゲートアカウントの有効化を選択し、ウォレットのパスワードを入力し送信します。リモートステータスがアクティブになるのに6時間ほどかかります。アクティブになったところで、デリゲートハーベスティング開始を選択し、パスワードを入力することでハーベスティングが始まります。以後、コンピュータの電源を落としていてもハーベスティングができています。ここでエラーがでた場合は、委任先の選択したノードがいっぱいになっているので、別なノードを選択すれば問題ありません。

ハーベスティングで収入を得た場合は、nanowalletのダッシュボードにて確認することができます。

NEMのハーベスティングはスーパーノードであるネットワーク上のコンピュータに委任する形でインセンティブを得ることができます。ユーザーの重要度スコア(POI)の値応じて、インセンティブを受け取ることができます。重要度スコアは単純にxemを保有しているだけでは上昇しませんし、コンピュータパワーも関係ありません。そのユーザーがxemを使うユーザーなのかが重要度に表れる形となっており、そういうユーザーにきちんとインセンティブを払う仕組となっています。

また、Bitcoinのように大きな電力を必要としないのもNEMハーベスティングの大きな利点なのではないかと思います。NEMの経済圏を回し循環させることで、ハーベスティング収入も活発になるのではないかと考えます。

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