ビットコインが英単語ゲームのスクラブル専用辞書に登録

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ビットコインが英単語ゲームのスクラブル専用辞書に登録

辞書で150年の歴史を誇る米メリアム・ウェブスターが、言葉遊びゲームのスクラブルの専用の辞書である「Official Scrabble Players Dictionary(OSPD)」第6版を2018年9月24日に発刊した。その中に使用可能な単語として「bitcoin(ビットコイン)」が新たに常用語として登録された。

スクラブルの辞書は更新頻度が少なく、含まれる単語の数も少ない。今回はOSPDとして正式に登録され、「playable word」として詳細な説明がついてる。ビットコインはそれほど広く認知されている証拠である。

「bitcoin」はミレニアム世代の単語より早く登録

「bitcoin」の単語自体は、2016年の要約せず完全な形の無削除版辞書(unabridged dictionary)の中に初めて登録された。 今回新たに追加された単語は、「bitcoin」のほか「Shizzle(黒人が使う俗語でsure=もちろんの意味)」「cakehole(口の俗語でShut your cakehole=うるさい、黙れの意味)」など300語余り。

「playable word」とは、言葉の勉強を狙った言葉遊び(パズル&ゲーム)ができる単語のことで、今回その中にbitcoinが登録された。代わり映えする単語では「emoji(絵文字)」が登録されている。

ミレニアル世代(1980年代世代)の話し言葉は、この世代特有の語彙として徐々に拡散し、メリアム・ウェブスターが早速拾い上げた単語が多い。ウェブスターは余りにも規範に沿いすぎるという批判が多いが、辞書は間違いなく北米スクラブル選手協会(North American Scrabble Players Association)の助言を受けている。

しかし、「bitcoin」は辞書に追加された単語の中では、恐らく最も物議を醸さず受け入れられた単語の1つであろう。

新語登録は専門家などから広く利用されることが前提

OSPDにbitcoinが初めて詳しく紹介されたことに加えて、高校生も常用する辞書の最新版には、仮想通貨関連の単語がいくつか登場している。例えば、「Fintech(フィンテック)」は、「現在というより将来さらに注目される新しい技術用語の」1つとして紹介されている。メリアム・ウェブスターは単語登録についえてブログポストで以下のように説明している。

「新語は多くの人々、しばしば専門家やサブカルチャーによって、既に使用されててきた場合に限って、辞書に追加される。そうしてその言葉は徐々に残りの人々に広がっていく。言葉は一つ一つそれぞれ、独自のペースで広がり、それが言語、文化、そして辞書の中で受け入れられる平均速度は存在しない。辞書の使命は、言葉が一般的な語彙として使われていることを報告すことである」

ビットコインの頭文字「B」と「b」の使い分けの説明まではない

2016年の「Merriam-Webster unabridged」辞書は、1万4000語を採録しているが、今回はbitcoinを含めて300語が追加された。ウェブスター辞書の多くは、印刷およびオンライン版で利用できる。「bitcoin」は、ほかの追加単語に比べてその出現(2008年)後かなり早期に採用されたという特徴がある。

例えば2000年ごろから使われるようになった「hella(めちゃの意味)」は「hella cheap(めちゃ安い)」などと表現されて流行したが、今回ようやく登録された。

「bitcoin」の説明は前述のように詳しく分かりやすいが、頭文字の「B」と「b」の使い分けの説明はないとの批判もある。大文字の「Bitcoin」は、ビットコイン・プロトコルとかネットワークを指すときに使われ、小文字の「bitcoin」はコインンそのものを指す際に使われている。

メリアム・ウェブスターは、各種の活字辞書やデジタル辞書を出版している。活字出版の辞書は、大学生用の「Collegiate Dictionary」がベストセラーで有名。その他国語辞典、国際辞典など多数。

(フリージャーナリスト、大手マスコミOB記者:長瀬雄壱)

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参考
CCN

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