sakura

青森県弘前市がビットコインによる寄付の募集を開始する方針を固めたことが報じられた。地方自治体が仮想通貨での寄付を募るのは新しい取り組みだ。

寄付されたビットコインを桜の名所として知られる弘前公園の管理費や、国の重要文化財に指定されている弘前城の石垣の修理費の一部として使用される。

弘前公園には約50種類2600本の桜の木が植えられており、ゴールデンウィークの頃に少し遅めの満開を迎える。国内外から200万人を超える観光客が訪れるが、美しい桜の維持管理には費用が掛かる。また、弘前城は石垣に膨らみが確認されており、地震などによって崩落する危険性が指摘されているため2008年から石垣の修理方法などが検討され、現在修理事業が進められている。

本稿作成時点では42人のビットコインユーザーから0.57BTC(約6万7500円)分の寄付が集まっている。

ビットコインは送信先のアドレスが分かれば世界中のどこからでもスマートフォン一つで送金することが可能だ。海外からの寄付を想定した場合にも銀行を使った国際送金に比べれば送金コストが大幅に抑えられるものの、寄付してもらえるようにいかにアピールするかについては工夫が必要になりそうだ。

厳しい地方財政にとってビットコイン寄付といった新しい形での資金調達がどのような効果をもたらすのか注目したい。

弘前市に寄付をするにはこちら→https://coincheck.com/ja/donations/16