NTTドコモ(Docomo)とVeChainの提携、5Gは2社に新しい未来をもたらすのか?

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NTTドコモ(docomo)とVeChainの提携、5Gは2社に新しい未来をもたらすのか?

NTTdocomo(ドコモ)は、日本電信電話株式会社の子会社であり、日本の3大キャリアの1つだ。携帯キャリア各社は新たな電波の規格として5Gを研究している。そして8月上旬、ドコモは自社の5Gオープンパートナープログラムの中で仮想通貨プロジェクトであるVeChainとの提携を発表した。本稿では、提携発表後のこれからの両社の今後について考察する。

NTTdocomo(ドコモ)とVeChainの提携、2社の動き

NTTドコモはVeChainとの連携を通して、新しい電波の規格である5Gネットワークを早期に開始し、大容量で高速なシステムの提供を目指す。携帯キャリアにおけるインフラの拡充は、全てキャリア任せであり、国や行政は感知しない。また、キャリアにおける電波の安定性もキャリアによって大きく異なるのが現状である。その為、一刻も早く新しいインフラを築けたキャリアが国内のシェア率を獲得することに繋がるだろう。

VeChainはスマートコントラクト機能を実装したプラットフォームだ。あらゆる分野において、ブロックチェーンの改ざん不能の特性を用いた管理やIoTにおいて大きく活用することが出来る。また、ドコモが日本最大のネットワーク・通信会社であるNTTの子会社であることを踏まえて、今回のパートナーシップに対し高く評価している。そのうえで、今回のパートナーシップシップにおける一定の成果を2020年までには示すとした。

提携によるNTTdocomo(ドコモ)とVeChainのメリット

VeChainは、高度なブロックチェーンテクノロジー企業であり、NTTと連携してネットワークのセキュリティを強化していく予定だ。システムの主な目的は、セキュリティとスピードを向上させ、ドコモの通信サービスを改善するためにある。VeChainのスマートコントラクト機能もドコモの通信サービスを支える土台となり得る。

ドコモとVeChainの提携における最初の目標は、様々な業界のサプライチェーンでの追跡だ。日本国内においても物流におけるトレーサビリティが重要視されており、コストダウンや品質などに焦点を当てる場合、VeChainはその役割を単独で果たすことが可能だ。

つまり、VeChainとしてはドコモに協力を行うことで自社の技術を日本に示すことが可能であり、日本国内のあらゆる面で両社の研究成果であるブロックチェーンサービスが展開される予定である。ちなみに、同じ課題の解決であれば、より基盤が安定しており、実績のあるものを選ぶという心理からドコモとVeChainの協力は日本の仮想通貨市場にとっても非常に強力なパートナー契約となり得るだろう。

NTTドコモが日本の通信業界の中で既に成功していることを考えると、両社の提携には大きな期待が出来ると言えるだろう。新たな規格である5Gに加え、VeChainはIoT及び、サプライチェーンにまでブロックチェーンサービスを展開する。また、ドコモがVeChainのブロックチェーン技術を利用と予想できることから、VeChainのデータ処理能力の関しても非常に期待が持てると言えるだろう。

5G研究によるモノのインターネット(IoT)拡大の可能性

5Gの活用はドコモだけでなく、国全体としての課題である。そして、5Gを活用したネットワークは非常に高速であり、あらゆるものをネットワークでつなぐ「モノのインターネット」であるIoTも深く関係してくる。つまり、5Gをどう扱うかによってサービスやコンテンツ、ネットワークの在り方が変わってくることになる。

VeChainはドコモのパートナーシップによって5Gの研究環境を手に入れる。つまり、IoTに関するプラットフォームとなるべくして作られた仮想通貨の中でもVeChainは非常に有利な立ち位置を手に入れたと言っても過言ではないだろう。最新の環境を生かしつつ、成果をあげられれば、日本だけでなく海外に対しても非常に強いメリットを示すことも可能となる。

VeChainとドコモの提携は始まったばかりだ。しかし、ドコモとVeChainの目指す環境は互いに利害が一致したうえで、更なるサービスの向上に繋がる。その為、ドコモのパートナーシップ提携を加味したうえでVeChainが日本にどのような影響を与えるのか今後の展開には注目だと言えるだろう。

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参考:Bitcoinexchangeguide