パクソストラストがブロックチェーンを使った証券取引システムを発表

編集部おすすめ

パクソストラストがブロックチェーンを使った証券取引システムを発表

米ドルに裏付けられたステーブルコインのパクソススタンダードトークン(PAX)を発行しているパクソス・トラスト・カンパニー(Paxos Trust Company)が2月20日、ブロックチェーン技術を利用した上場米国株式向けの取引ソリューションであるパクソスセトルメントサービスの開始を発表した。

20日現在のパクソスセトルメントサービスは、グローバルな金融機関であるクレディ・スイス(Credit Suisse)と野村グループ株式執行サービス部門であるインスティネット(Instinet)の間で決済される。

取引後インフラストラクチャー変革の最初のステップ

パクソスのチャールズ・カスカリラ(Charles Cascarilla)最高経営責任者(CEO)兼共同設立者は、「ノーアクション・リリーフの下でパクソスセトルメントサービスを開始することは、証券業界の取引後インフラストラクチャーを変革するための最初のステップだ」と語った。

また同氏は、「長期的な費用対効果を提供できるソリューションを構築するために私たちは、クレディ・スイスおよびインスティネットと綿密に動いてきた。同時に私たちは、システムを改良するだろう。清算機関としての登録申請のために私たちの手掛けているアプリケーションは、大規模な市場構造を近代化するために私たちがいかに専念しているかを示している」とも話している。

証券決済の最適化に役立つ

クレディ・スイスのエマニュエル・アイドゥー(Emmanuel Aidoo)デジタル資産市場責任者は、「このイニシアチブは、次の取引サイクルに素晴らしい効率とコスト削減をもらたす可能性を秘めている。パクソスセトルメントサービスは、規則に準拠したブロックチェーン技術を導入し、進化する市場構造や従来の決済プロセスに縛られた自由に出来ない資本に向けて重要な一歩を踏み出すことができる」とコメントした。

インスティネットのルカ・マウロ(Luke Mauro)氏は、「インスティネットは常に効率の改善と顧客の利益のために、技術を取引ライフサイクルを統合するための革新的な方法を見つけることに尽力してきた。パクソスセトルメントが稼働することにより、取引プロセスのこの部分に大きなデジタル変換をもたらし、証券決済の最適化に役立つだろう」としている。

参考
Paxos Settlement Service Begins Settling U.S. Securities Trades For Credit Suisse and Instinet

【こんな記事も読まれています】
バイナンス(Binance)がパクソスと連携、法定通貨ゲートウェイのサービス提供へ
ビットコイン(BTC)は証券か否か、海外取引所が共同で設立した仮想通貨の評価組織
エニグマ(Enigma)が米国証券取引委員会(SEC)との和解、メインネット立ち上げを発表

文:かにたま


前のニュースエニグマ(Enigma)が米国証券取引委員会(SEC)との和解、メインネット立ち上げを発表
次のニュースTezos上で行われるレイヤー2の研究開発、Plasmaから着想を受けるMarigold
コインチョイス編集部
仮想通貨・ブロックチェーンについて日々勉強中の当サイト編集部員。初心者でもわかりやすいように最新ニュースや話題の出来事、ハウツーを解説。TwitterFacebookLINE@などのSNSでも最新情報を配信中。