ポンプリアーノ氏ビットコイン(BTC)のリスクを指摘、それでも魅力的な資産

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ポンプリアーノ氏ビットコイン(BTC)のリスクを指摘、それでも魅力的な資産

暗号資産(仮想通貨)に精通し、大手インデックスファンドのモルガン・クリーク・デジタル(Morgan Creek Digital)共同創業者であるアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏はこのほど、ビットコイン(BTC)にとって最大のリスクは何かに答えて、3点を挙げてユニークな自説を展開しています。

ビットコインは支持者の願いと異なり通貨になることはあり得ない

ポンプリアーノ氏は自身のYouTubeチャンネルに投稿したビデオで、「ビットコインは、支持者の信じるものとは異なり、通貨になることはありえない」と語りました。

また同氏は、「ビットコインは金(ゴールド)のように成長し、基本的に価値の保存となる。毎日の買い物に使われるようなことはなく、価格上昇はあるかもしれないが、ある種の抑制された上昇になる」という見方です。

正体不明なサトシの存在と国際決済には適さないビットコインの特質

ポンプリアーノ氏は、ビットコインの成長を妨げる望ましくない2番目の影響について、ビットコインの発明者とされるサトシ・ナカモトの不確実なアイデンティティについてコメントします。

「サトシがどのような人かはっきりさせることになり、その結果として悪人とされるようなことがあるとすれば、マイナスのインパクトを与えることもありうる」という見解です。

第3の問題点は、国際決済などの特別のユースケースに誰も利用しないことです。ビットコインの送信処理の遅さとコストの高さを挙げ、これらはビットコインの内在する技術的な問題だとしています。

リスクを抱えながらもビットコインのは魅力的な資産

政府が将来、ビットコインを取り締まるかもしれないという論議があります。厳しい規制や課税、そして最後には禁止するなど、そのすべてを実行する可能性もあります。

ポンプリアーノ氏は、さまざまなリスク要因があるにも関わらず、ビットコインは依然として魅力的な資産としてとどまるとの見解を示しています。ビットコインが魅力的な理由として「私は最高のリターンをもたらす資産を持つ必要がなく、欲張りになる必要もない。 経済的リターンが大きく、しかも50年後にも残っていることが分かっているものがいい」」と語っています。

参考
Here’s the Biggest Risk to Bitcoin, According to Crypto Veteran Anthony Pompliano
This is the greatest risk to Bitcoin, according to Anthony Pompliano

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。