ビットコイン(BTC)のアート的・詩的な魅力を改めて考える

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ビットコイン(BTC)のアート的・詩的な魅力を改めて考える

ビットコイン(BTC)は市場で取引がされ価格がついている金融商品的な側面は勿論あります。本コラムを読んでいる読者にも投資家やトレーダーの方は多いでしょう。

しかしビットコインには金融商品的な側面だけではなく、アート的・詩的な魅力とも言える金融商品の枠に収まらない側面があります。デジタル上で誰にも管理されないゴールドのようなコモディティが実現していることは、アートと表現しても大げさではないでしょう。

「みんなが物語の一部になれる」ビットコイン(BTC)

ビットコインに熱中するツイッター社のCEOであるジャック・ドーシー氏はビットコインについてアート的な魅力があると考える人間の一人です。彼によるとビットコインの最も魅力的な点は、方向性を決める人がいない(止められない)ことだといいます。

また、ビットコインのホワイトペーパーはコンピュータサイエンスの20-30年の歴史の最も影響力の大きい作品になるだろうともしており、それはもはや詩的作品であるとコメントしています。その基本原理が美しく、偽名で公開されたことも、金融危機後に公開されたタイミングもパワフルであり、それは徹底した活動家の動きであると評価しています。加えて、その活動は極めて高潔で尊敬すべきもにだともしています。

ジャック・ドーシー氏は「ビットコインは10-20年後にどのようになるか?」との質問に対して、その方向性は誰が決定するものでもないから分からないと回答してます。その一方、ビットコインはオープンソースであり、誰もが開発に参加することもできるし、ビットコインを使ってビジネスをすることもできます。「みんなが物語の一部になれる」と言及しています。

ビットコインは1%の人のためのお金?

この「みんなが物語の一部になれる」という点は重要でしょう。誰もがビットコインを購入することもできるし、その周辺で活動を行うことができます。一方で、「ビットコインはみんなのためのお金という表現は正しくない」という意見もあります。

ビットコインは1%の金融とコンピュータリテラシーがある人のためのお金になっているという意見です。ビットコインの価格が上がるとこれらの人々が裕福になるだろうとも言及されています。

この意見も真実でしょう。現在、または5年前からビットコインに可能性を感じていた人は、恐らくいずれも現在のマネーシステムに何かしらの疑問を抱いていたり、一定のITリテラシーを持つ人が中心のはずです。

しかし、そういった人々はせいぜい全体の数%に過ぎません。そういった点でビットコインは「みんなが物語の一部になれる」という性質がありながらも、1%の金融とコンピュータリテラシーがある人しかその物語に参加できていないと言えます。

それでもビットコインは誰もが物語の一部になれるものです。今参加していない1%以上の人に広められるかどうかも、物語を作る人次第であるとも言えます。このようなビットコインのアート的・詩的な魅力は直接的には投資には関係ないものの重要なビットコインの1つの側面です。

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