Ripple(リップル)とR3の泥沼の法廷闘争が終結し両社和解へ、和解内容は明かさず

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RippleとR3の泥沼の法廷闘争が終結し両社和解へ、和解内容は明かさず

2017年から始まり、1年以上の長きにわたり続いていたRipple(リップル)社とR3による法廷闘争が先日、終わりを迎えた。

Ripple(リップル)とR3の法廷闘争の概要

事の始まりは2016年、Ripple社の前CEOクリス・ラーセン氏がR3側とXRPの事前購入を含むパートナーシップを締結したことにさかのぼる。同意内容には、2019年末までにR3側が、1XRP=0.0085ドル50億XRPまで購入可能というオプション契約が含まれていた。

しかしながら、2017年の仮想通貨高騰の波に乗りXRPも高騰。当初の契約より大幅に金額が上がることになった。R3側はこのことを不服とし、2017年9月にデラウェア州とニューヨーク州でRipple側が事前同意を破ったとして提訴したのだ。しかしながら、この訴えは2017年10月にデラウェア州の裁判所が棄却していた。

もちろんRipple側も黙っていたわけではない。今度は2018年、カリフォルニア州の裁判所に契約事項を破ったのはR3側だとして反訴。理由として、R3側がJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス等契約の条件として提示していた有力提携企業がコンソーシアムから撤退することを知っていながら、Ripple側に伝えなかったことをあげた。

しかしながら、2018年3月にRipple側の上告は棄却。Ripple側の訴訟もまた一時終結を迎えていた。事態が解決せぬまま膠着状態に入ったため、法廷闘争は泥沼かするものと思われた。

Ripple(リップル)とR3が和解、両社とも和解内容に満足

SECによる証券化問題にRippleが見舞われる中で不安視されていたこの法廷闘争は、最終的に両者和解という形で終わりを迎えた。

Business Wireの「Ripple and R3 Reach Settlement」の掲載によれば、機密事項により和解内容を明かすことはできないものの、内容にはおおむね満足しているとのことだ。

Ripple社、R3社ともに仮想通貨業界外の企業との関係も深く、これからの業界発展に寄与することの多い企業だ。今回の和解成立により、規制関連や証券化問題など、棚上げとなっていたそのほかの重大な問題が進展することを期待したい。

リップル(XRP)の価格・相場・チャート

参考:Coindesk