ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)採用の仮想通貨ポートフォリオ、ロシア二大銀行で運用テスト開始

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個人向け仮想通貨ポートフォリオのテスト運用をロシア二大銀行で実施

6月15日、ロシア大手銀行であるSberbank(ロシア貯蓄銀行:以下スベルバンク)、Alfabank(以下アルファバンク)が個人顧客向けに仮想通貨ポートフォリオを提供することをロシア現地メディアである、kommersantが報じた。

ポートフォリオにはKraken(クラーケン)、Bitstamp(ビットスタンプ)を含む大手取引所に上場されている、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など6種のコインが並ぶ予定だ。

今のところ試験段階だが、大まかな仕組みとしては四半期ごとに市場の情報を参考に通貨セットが見直され、割合は独自のアルゴリズムで決定されるという。

同発表によれば、両銀行の今回の仮想通貨ポートフォリオ提供開始は、投資ファンドAddcapital、モスクワ証券取引所のグループ企業であるロシア証券保管振替機関(National Settlement Depository)、ネット詐欺などサイバー犯罪の調査、防止のためのソフトウェア開発などを手掛ける国際企業Group IBらのサポートによって実現したとのことだ。

強固なサポート体制で仮想通貨ポートフォリオの実現へ

Addcapitalは2018年3月に行われたテレグラムの企業向けプライベートICOセールに参加したことで知られる。また、ロシア証券保管振興機関は企業向けのICOプラットフォームを2018年中にローンチすることを6月8日に発表したばかりだ。

サポートにはロシア仮想通貨業界に大きな影響力を持つ企業がサポートに名を連ねている。スベルバンクのプライベートバンキング副議長を務める、Ana Ivanchuk氏は今回の(仮想通貨ポートフォリオ)発表について、以下のように語っている。

「私たちは顧客に規制を守り、かつ透明性の極めて高い、デジタル資産への投資方法を提供したいと考えています。」

また、Alfabankのプライベーバンキング部門マネージャーであるAnton Rakhmanovはこの取り組みの最終目標について以下のように語った。

「私たちのゴールはできるだけ早くデジタル資産が、合法な金融資産であるという認識をできるだけ早く広めることです。」

ロシアは仮想通貨関連事業に国を挙げて積極的に取り組んでいることでも知られる、2018年5月24日には、2018年内をめどに、スベルバンクの投資銀行部門であるスベルバンクCIBとロシア証券保管振替機関が同国初のICO実証実験を行うことを発表したばかりだ。

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参考:Coindesk