今週の平日はかなり小動きの展開が続きました。
日曜日から木曜日の5日間を参考にしますと、285,000円~305,000円で推移です。
株や為替と比較してしまうと非常にボラテリティが高いのですが、ビットコイン、アルトコイン市場ではかなり小動きとなってしまいます。
5月末と今月の急落で市場がだいぶ痛み切っている証拠なのかもしれません。
しかし、そういったポジションが一気に抜けきってしまった証拠なのかもしれませんし、ビットコインのスケーラビリティ―に関する動きもある程度出し尽くしなのかもしれません。
週末に向けてチャート分析をしてみましょう。
ビットコイン/円 日足チャート
(出所:bitFlyer(ビットフライヤー))
日足です。
持合い三角形を形成中です。
8月1日の事については全くの素人でない限り、十分認知されたと思われます。
これが出し尽くしているかが焦点となりそうです。ある程度覚悟をしたうえでのポジション調整が済んでいる場合は、もう一度上値を試しに行くように考えています。
もし抜けていくならば大きく上昇となるでしょう。そうすると、誰もが裏をかかれたことになるため、上値の余地はあえて大きいと思います。
特にビットコインが15万円を抜ける手前の雰囲気、ファンダメンタルズとよく似ております。
誰もがそう簡単に上値は抜けないと考えていた高値でしたから、今回もその類になる可能性があります。
ビットコイン/円 4時間足チャート
(出所:bitFlyer(ビットフライヤー))
続いて4時間足です。
値幅が少ないため、出来高が減少しております。
拮抗している証拠でしょう。おそらく市場参加者の多くは売ったり買ったりとやきもきしているのではないでしょうか。
レバレッジ取引のプレイヤーでレンジトレードを繰り返しているプレイヤーは大きく利益を出していそうです。
しかし、例えば上値をブレイクしたときどうなるでしょうか?
現物のプレイヤーは慌てて買い急ぐと考えられるため、レバレッジ取引のプレイヤーは一気に損切りにあうでしょう。
こうやってトレンドというものは大きく発生します。
今週末のビットコイン戦略は?
8月1日の懸念等、ビットコインの開発状況や政治的な動きについて知識のあるプレイヤーはおそらくある程度売り抜けております。
しかし、上昇で上に抜けた場合、多くのプレイヤーの諸事情により、買い向かわなければならなくなります。
そのタイミングがもう一度ぐらいは来るのではないでしょうか。
この週末、30万円台から35万円ゾーンの攻防に注目です。
上昇方向のほうがトレンドを継続しやすいように思えます。
急落がきたら押し目買いで臨む予定です。