8月1日が経過し、ビットコイン史の中でも大きな1日となりました。
現在、ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)に分裂し、今のところ大きな問題が起こることなく稼働しているようです。
1BTC枚持っていた投資家ならば、1BCHがもれなく付与される形でした。
小生はビットフライヤーに少しだけ入れっぱなしのものがあったので、とりあえず記念に塩漬けしておくBCHをいくつか保有し、1BCH=7万円程度でひとまず換金をしておきました。
8BTC程度だったのですが、50万円ぐらいタダで貰えてしまいましたので、ちょっとしたお小遣い気分となっております(笑)
またBTCをビットフライヤーまたはビットバンクに預けていた人が高値で取引できるのが現状となっているようです。他の取引所は2〜4万円程度とかなり乖離がある状態でした。
まだ生まれたてのコインです。価格予想をすることは困難なのですが、もうしばらくチャートが形成されてきたらこちらのコラムでも取り上げていきたいと思います。
ビットコイン日足分析
ビットコイン現物の日足です。
8月1日はある程度価格が荒れましたが、事前に想定されていたことですので、数時間程度の価格上下で終始しました。
今週後半からは徐々に下値を切り上げている状況です。
BTC分岐問題は以前から取り上げられていたことですから、今更急落するということもなく、資本が徐々に戻ってきている状況なのでしょう。
今週末にかけて徐々に上値を伸ばしていくように思われ、押し目買い戦略中心で個人的には考えています。
その理由を下記に記します。
ビットコイン円4時間足
4時間足に時間軸を落としてみていきましょう。
先週、今週と30万円前後での推移が続き、特に8月1日以降、ローソク足の実体も非常に小さなものとなっております。
その証拠に出来高も以前と比較して圧倒的に少ないものとなっております。
こういった現象は過去に何度かありました。
昨年も年初もビットコイン相場が急落急騰など乱高下を繰り返すと、投資家は嫌気がさして相場から離れてしまうからでしょう。
投資家が離れきったタイミングから、ローソク足の実体が短くなり、出来高が少なくなっていることが非常に多いです。
そして、まさにこのタイミングがチャンスだったことが経験上、かなり多いです。
市場参加者が戻ってくる動きのほうが強いため、ビットコインを再度買い直し始める傾向が強いからではないでしょうか。
こういった市場心理をチャートから読み取っていくと、可能性的には上昇方向で今週末はみておいたほうが良いのではないかと考えております。
もちろん今回のBTC分岐問題に、新たな何かしらのネガティブ要素が加わった場合はこのプランは崩れます。
しかしそうならない限りは、緩慢にビットコイン円の価格が上昇していくのではないかと個人的に考えております。