今週も仮想通貨市場は荒れました。
中国のICO規制により、仮想通貨市場に冷や水を浴びせた形です。
韓国も規制強化に取り組み始めており、イーサリアムの上値がかなり重くなりました。
米国の証券取引委員会(SEC)も注意喚起を強めておりますし、しばしの期間ICO系コインの上値は重くなりそうです。
ETHをプラットフォームを通して資金を調達していたコインが多かったため、暗号通貨市場全体的な痛手となるのではないでしょうか。
ZECやREPも例外ではないでしょう。
小生のポートフォリオからもこれらは一旦全て外しました。また様子見をみて参戦するか決めたいと思います。
では今週末のBTC戦略を見ていきたいと思います。
ビットコイン円日足分析
出所:bitFlyer
ビットコイン円の日足です。中国ICO規制の後に45万円まで急落しました。
個人的にもう少し深くなるかな、っと考えていたのですが、あっという間に値を戻してきてます。非常に強い印象です。
前回の40万円までの下落形状と酷似しており、同じパターンなのかな、と予想しております。
出来高も大幅に減少しており、市場が痛んでいるようにも見えます。アルトコインはそれ以上に痛手を被っており、今週半ばでは全体的に20%以上もの急落を演じました。
そしてまだ回復しきれておりません。まだ敗戦処理のポジションが残っているのではないでしょうか。
こういったとき過去の経験を活かすなら一旦キャッシュに戻すか、一度BTCに戻したほうが賢明なのかもしれません。
そして今回目立ったのはBCHです。
円建てBTCよりも耐久性がある場面がありました。そしていち早く反発している格好です。
こちらのチャートも紹介します。
BCH/BTCチャート分析
出所:bitFlyer
4時間足になります。BTCに対して今週は上昇をしており、ボリンジャーバンドもエクスパンションを始め上昇を示唆しております。
下降トレンドラインを横抜けてきておりますし、今週のアルトコイン市場の中で最も耐久性が強かったことからBCHにキャッシュがあまり入っていなかったように思えます。
底打ちしたと考えてロングをいれました。
このテクニカル形状なら、週末から週明けにかけて0.16を試す展開のように見えます。
1BCH:80,000~85,000円あたりがターゲットとなりそうです。
マイニング報酬もBTCを再び逆転を始めてきましたので(9月8日金曜現在)、期待が持てそうです。
特に中国市場のICO資金逃避先としてBCHが選ばれ始めているようにも思えますので、これから注目ではないでしょうか。
テクニカル的には非常に興味深い形状となっており、トレーダー好みのローソク足形状といっても過言ではないでしょう。
週末はBCHにも注目です。