ビットコインが急落しました。
中国三大取引所の一つ、BTCC(ビットコイン・チャイナ)が9月30日に取引を停止するそうです。
国内メディアの報道でもかなり情報が錯綜しておりますので、もう一弾の下落の可能性があるかもしれません。
この記事を書いている時点では、その他の取引所も声明の発表待ちの状態です。
BTCの下値を模索するのは非常に難しい状況ですが、続報を待ちましょう。
週末のBTC分析をしていきます。
BTC日足分析
ビットコイン円チャートです。
取引所によって下値にばらつきがありますが、およそ30万円ぴったりと考えておきましょう。
今回の下落オーバーシュートはかなり想定外です。
フィボナッチを引いた61.8%戻しが33万円前後で推移できたのですが、それを突き破ってしまったため、ここからの予想が困難な状況です。
次のサポートは78.6%戻し28万円台になりますから、ここに買い指値をセットしておくべきでしょう。
61.8とサポートラインが引けるポイントが33~34万円でした。
正直にこのあたりで買いを入れたのですが、今のところ、少々厳しいプライスでエントリーさせられたな、といった感想です。
今日は国内某取引所関係者からヒアリングができたのですが、取引所へ顧客からの大量入金が相次いでいるようです。
投資家の買い意欲はまだまだ相当あり、長期投資家が待ってましたといわんばかり新規の現物買いを始めているとのこと。
これらの新規フローが相場を買い支えているのではないかと考えております。
但し、この週末は中国の取引所情報待ちといった状況ですので、本当にわかりません。
かなり織り込んではいると思いますが、最後の急落がもう一度ある前提の資金配分で臨むと良いでしょう。
今週末はテクニカル的にダブルボトムを作るか見極めどことなりそうです。
55万円からの下落ですので、ほぼ半額になったことになります。
落ち着いて考え直したい点は、ビットコインが崩壊というわけでもありませんし、中国の取引量は世界の3割を占めておりますが、あくまでその程度です。年初とは都合が違います。
オーバーシュートで下落していると言っても過言ではありません。
オシレーターを用いた押し目買い目線でじっくり買っていくスタンスが正解ではないでしょうか。